「魔女の宅急便」作者のドキュメント「カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし」1月26日公開 宮崎あおいがナレーション
2023年8月30日 07:00

「魔女の宅急便」の作者で、児童文学作家・角野栄子のドキュメンタリー映画「カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし」が、2024年1月26日公開される。ナレーションを宮崎あおい(崎はたつさき)が担当する。
映画は、角野氏の日常に4年にわたって密着したドキュメンタリーで、2020年から2022年にかけてNHK Eテレにて全10回にわたり放送された「カラフルな魔女 角野栄子の物語が生まれる暮らし」をもとに新たに撮影し、再編集したもの。放送後に番組のファンからの熱い感想が数多寄せられ、映画化が実現した。
鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマークの角野氏。5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、34歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながら、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えてきた。“想像力こそ、人間が持つ一番の魔法”と語る角野栄子とはどういう人物なのか? 88歳のキュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって今もなお、夢いっぱいな物語を生み出す秘訣を探る。

代表作「魔女の宅急便」では、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞、さらに映画化、舞台化され、世界的ロングセラーとなる。2000年には紫綬褒章、2014年に旭日小綬章を受章。2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞・作家賞を日本人3人目として受賞するなど、世界的作家でもある。
語りは、NHK Eテレのレギュラー番組に引き続き、宮崎が担当。監督は、NHKで様々な人気番組をプロデュースしてきた宮川麻里奈。レギュラー番組でも構成・演出を担当し、角野との信頼関係を築きあげてきた宮川にとっての映画初監督作となる。音楽は、ロンドンを拠点に活躍する作曲家の藤倉大。
2023年11月3日には、隈研吾設計による「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)が開館。江戸川区にゆかりのある角野栄子の世界観をイメージし、自ら選んだ約1万冊の児童書で、子供たちが豊かな想像力をはぐくむことができる場を提供する。映画は2024月1月26日から、角川シネマ有楽町ほか全国公開。
■角野栄子
角野さんの観ている世界をぜひ劇場で覗いてみてください。
今まで見ていた景色がちょっと違って見えるかも(音符)
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