「翔んで埼玉」続編、クセが強すぎる京阪神新キャストに川崎麻世、モモコ、山村紅葉 神戸市長の藤原紀香は愛之助と結婚後初共演で夫婦役
2023年8月24日 07:00
魔夜峰央氏の漫画をGACKTと二階堂ふみの主演で実写映画化した「翔んで埼玉」の続編「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」の新キャスト第3弾が発表された。神戸市長役に藤原紀香、京都市長役に川崎麻世(※崎=たつさき)、元大阪府知事役にモモコ(ハイヒール)、京都の女将役を山村紅葉が演じる。このほどメインキャラクターの麗(GACKT)や百美(二階堂)と共に登場するキャラクター映像(https://youtu.be/MP1Ih3V1si4)とポスターが披露された。
「翔んで埼玉」は、数々のヒットドラマ・映画を手掛けた武内英樹が監督を務め、埼玉を徹底的にディスるという衝撃的な内容で大きな話題となった。麻実麗(GACKT)や壇ノ浦百美(二階堂)と熱い共闘を繰り広げた埼玉&千葉解放戦線のキャラクターが続編にも登場し、加藤諒、益若つばさ、小沢真珠、中原翔子が続投。今作は、「日本埼玉化計画・第II章 東西対決」をテーマに、無駄にド派手なスケールで描かれる映画完全オリジナルストーリーとなる。
11月23日の公開まで今週から6週に渡り、新情報が発表されており、これまで滋賀解放戦線のリーダー、“滋賀のオスカル”こと桔梗 魁(ききょう かい)役に杏、冷酷無慈悲な大阪府知事、“関西のラスボス”こと嘉祥寺 晃(かしょうじ あきら)役に片岡愛之助、関西の解放戦線メンバーとして、堀田真由、くっきー!(野性爆弾)、高橋メアリージュン、天童よしみ、津田篤宏(ダイアン)、トミコ・クレアらの参戦が発表され、大きな話題を集めた。
兵庫県・西宮市出身である藤原が演じるのは、ハイカラな街・神戸を率いる妖艶な市長。このほど公開された映像では、「ダ埼玉の連中ごときが、何ができるんやろか」と茶目っ気たっぷりに“埼玉ディス”を披露。麗や百美ら埼玉解放戦線との壮絶な東西対決の最中、今後どんなディス発言が飛び出すかに期待が高まる。また、本作では結婚後初となる、夫・片岡愛之助との共演が実現。愛之助扮する大阪府知事・嘉祥寺とのまさかの夫婦役にも注目だ。
そんな大阪・神戸と並んで関西に君臨し、京都に絶対的な誇りを持つ雅な京都市長を演じるのは、京都府出身、昨年デビュー45周年を迎えた川崎。映像では、唯一無二の威圧感を放ち、東西の全面戦争を楽しむ姿が映し出されており、大阪、京都、神戸のキャラクターたちの関係性にも注目だ。
通行手形制度と謎の施設・甲子園を用いて関西圏を牛耳る、嘉祥寺(片岡愛之助)の母親であり、首都を大阪に置く「大阪都構想」を企てていた元大阪府知事を演じるモモコ(大阪府出身)は、トラ柄のマントに身を包み、肩にトラを携えたインパクト抜群な姿で、まさに“関西のラスボス”の生みの親のいでたちとなっている。
サスペンス界の重鎮、女優・山村(京都府京都市出身)が演じるのは、“建前”の奥に強烈な本音をひた隠す京都の女将役。「京都生まれ京都育ちで良かったとつくづく感じております」と出演の喜びを語る中、映像では、ニコニコと懇切丁寧な接客をしているかと思えば、「そこら辺の害虫でも食べといたら宜しッ!」と豹変した口調で本音をぶちまける衝撃的なシーンも確認できる。
「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」は、11月23日から全国公開。
武内監督からこのお話をいただいたのは4年前のこと。中高大と青春の10年間を過ごした思い出の街・神戸の長を演じられたこのご縁に感謝です。
自身としては、大阪人のパワフルさや、京都の文化にリスペクトの念を持ちつつも、とある秘密をひた隠し、強気でハイカラでやんちゃな、訳あり神戸市長の役づくりを楽しみながらつとめました。
夫と共演するのは、結婚後は初のことでまさかの夫婦役!“壮大、かつ大真面目に郷土愛へ向き合う志の高い映画”を作ろうとしている前作からの製作陣、キャスト陣に感銘を受け、威風堂々たるこの茶番劇に忠実、かつ真摯に乗っかってみようと決意しました。
埼玉の皆さん、そして兵庫以外の関西人の皆様に精一杯の愛と謝罪を心に深~く秘めながら、しっかりとディスらせていただきました。11月23日より、ぜひ映画館へお越しください。
前作はとても楽しませていただいたので、お話をいただいた時はとても嬉しかったです。しかも生まれた街・京都の市長役を演じさせて頂き、光栄でした。京都のプライドや、語尾に含みを持たせた話し方を意識して役作りをしていきました。皆さん本当に個性的な人ばかりなので、負けじと「翔んで埼玉」ワールドに飛び込ませていただきました。
関西出身の片岡愛之助さん、藤原紀香さんと楽しく滋賀・和歌山・奈良のみなさんをディスらせていただきました。この3人の空気感がぜひスクリーンを通してお届けできればと思います。ぜひお楽しみください。
オファーを聞いた時は「えっ?『翔んで埼玉』?なんで私?」と何回も聞き返しました。けど今回は関西が舞台ということなので、それはもう出ないわけにはいかないなと。演じた元大阪府知事は、「大阪を首都にしたい」という野望を持ち、まさに私にピッタリの役でした。
私の40年間の漫才師としての芸能生活の中で、代表作です。大阪のみなさん!大好きな私がでていますよ(ハート) 関西、とくに大阪はイジられてなんぼ。みなさんぜひ楽しんでください。
前作はディスりの中に、ほっとするような楽しさ・愛がたくさんあった作品で楽しませていただいたので、今回参加できてうれしいです。京都生まれ京都育ちで良かったとつくづく感じております。監督たちはすごくよく京都のことを分かってらっしゃるんですけど、これはフィクションでエンターテインメントですからね。京都の方みんなが私の演じた女将のような人ではありませんよ。あれが私の本当の姿だと思ってもらえたのなら、それは私の演技力だということで(笑)。本当に熱量の高い現場で、とてもいいものが出来上がると思います。ぜひお楽しみください。
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