ジョージ・A・ロメロ、最後のゾンビ映画「トワイライト・オブ・ザ・デッド」製作へ
2023年8月8日 11:00

2017年に肺がんのため77歳で他界したゾンビ映画の始祖ジョージ・A・ロメロ監督が生前に企画していた幻の映画「トワイライト・オブ・ザ・デッド(原題)」が、いよいよ始動することがわかった。年内にプエルトリコでクランクインする。
「トワイライト・オブ・ザ・デッド(原題)」は、のちにゾンビ映画ジャンルの創始として語り継がれることになる長編デビュー作「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド ゾンビの誕生」(1968)から、「ゾンビ」(78)、「死霊のえじき」(85)、「ランド・オブ・ザ・デッド」(2005)、「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」(07)、「サバイバル・オブ・ザ・デッド」(09)と6本のゾンビ映画を世に遺したロメロ監督が、自らが創生、確立したジャンルに別れを告げるべく、“最後のゾンビ映画”という位置づけで、亡くなる直前まで密かに構想をあたためていたもの。ロメロ監督の死後は妻のスザンヌ・ロメロさんが、亡き夫に代わって企画を推し進めてきた。
米Deadlineによれば、「トワイライト・オブ・ザ・デッド(原題)」はジョージ・A・ロメロ財団と米ロサンゼルスを拠点にするラウンドテーブル・エンターテインメントが製作。ロメロ監督と共同で原案を手がけたパオロ・ゼラティが、脚本家仲間のジョー・ネッターとロバート・L・ルーカスと書き上げた。新作は、ほぼすべての生ける者が消え去った滅びゆく世界を舞台に、人類の存続を賭けた戦いが始まるという内容だという。スザンヌさん含む製作陣は現在、監督の選定を進めている。
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