謎に包まれた伝説の作家の傑作を4Kリマスター版で上映「ジャン・ユスターシュ映画祭」予告編
2023年8月3日 14:00
映画史に残る傑作「ママと娼婦」(1973)で知られるフランスの映画監督ジャン・ユスターシュの特別上映「ジャン・ユスターシュ映画祭」の予告編(www.youtube.com/watch?v=UfB2G0AKHHE)が公開された。
「ママと娼婦」で、一躍時代の寵児となったユスターシュ監督しかし度重なる奇行、自己破壊的な行動が影響してか、その後1本の長編とわずかな中・短編を手がけただけで、1981年、42歳にして拳銃自殺を遂げた。
しかし今年、4Kデジタルリマスターで甦った「ママと娼婦」がパリ、ニューヨークをはじめ各地で上映され、その痛ましいまでの美しさを世界が再評価した。「ジャン・ユスターシュ映画祭」では、「ママと娼婦」はじめ、ユスターシュのたったもう一つの長編作「ぼくの小さな恋人たち」、ロメールやゴダールに称賛された初期の代表作「わるい仲間」(中編)、「ママと娼婦」と同じくジャン=ピエール・レオーが主演を務めた「サンタクロースの眼は青い」(中編)が上映される。
予告編は、「ママと娼婦」の三人の登場人物(ジャン=ピエール・レオー、フランソワーズ・ルブラン、ベルナデット・ラフォン)が部屋で言葉を交わすシーンから、「ぼくの小さな恋人たち」「わるい仲間」「サンタクロースの眼は青い」それぞれの有名なスチール写真が抜き出され、幻の作品群に期待の膨らむ内容となっている。彗星のように現れ、疾風のごとく去った作家が綴る言葉や、愛や死をめぐる問い、人生の鮮烈な一コマが忘れがたい映画体験となるであろう。
「ジャン・ユスターシュ映画祭」は、8月18日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次開催。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー