「沈黙の艦隊」IMAXでも同時公開! 豪華キャストの熱演とらえた新場面写真8点
2023年7月28日 08:00

大沢たかお主演で、かわぐちかいじ氏の人気漫画を映画化する「沈黙の艦隊」が、公開日の9月29日からIMAXでも同時上映されることが決定。あわせて、IMAX版のポスターと、緊迫感溢れる新場面写真8点もお披露目された。
原作は1988~96年に「モーニング」(講談社刊)で連載され、累計発行部数3200万部(紙・電子)を突破。連載当時、タブーに鋭く切り込んだテーマ性により各方面で論争を呼び、国会でも話題になるなど社会現象を巻き起こした。映画版では、大沢が主人公・海江田四郎を演じ、プロデューサーも務め、吉野耕平(「ハケンアニメ!」)がメガホンをとった。

日本の近海で、海上自衛隊の潜水艦が米原潜に衝突し、沈没。艦長の海江田を含む76人が死亡したと報道されるが、実は乗員は無事生存していた。事故は、日米政府が極秘に建造した高性能原潜「シーバット」に彼らを乗務させるための偽装工作だったのだ。海自一の操艦を誇る海江田は、米艦隊所属となった「シーバット」の艦長に任命されていた。しかし、彼は「シーバット」に核ミサイルを積載し、突如反乱逃亡。自身を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を全世界に宣言する。
「やまと」を核テロリストと認定し、太平洋艦隊を集結させて撃沈を図るアメリカ。アメリカより先に「やまと」を捕獲すべく追いかける、海自ディーゼル艦「たつなみ」。その艦長である深町洋(玉木宏)は、過去の海難事故が原因で、海江田に並々ならぬ思いを抱いていた。


本作は9月29日から、通常版が全国333館、IMAX版が49館で公開予定。IMAXでは、大スクリーンに映し出される鮮明な映像と高精度なサウンドで、まるで潜水艦に乗り込んだかのような臨場感を感じられ、製作陣がこだわり抜いたクオリティを体感することができる。あわせて、巨大な原子力潜水艦「シーバット」をとらえたポスターも完成。深海に降るマリンスノーを吹き飛ばすような勢いで、最大戦速で潜航するさまが切り取られている。日本映画で初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させた、迫力たっぷりの潜水艦アクションに注目だ。


新場面写真からは、豪華キャスト陣の熱演が垣間見える。米海軍・ライアン大佐と握手を交わす一方で、独立戦闘国家「やまと」の建国を宣言しようとする海江田や、彼の暴走を止めようと「やまと」に乗り込む深町を活写。さらに、深町が指揮をとり、副長・速水貴子(水川あさみ)とソナーマン・南波栄一(ユースケ・サンタマリア)を擁する「たつなみ」の艦内や、海難事故の対処に奔走する入江蒼士(中村倫也)の姿も。神妙な面持ちを見せる官房長官・海原渉(江口洋介)、防衛大臣・曽根崎仁美(夏川結衣)、総理大臣・竹上登志雄(笹野高史)ら政治を司る面々、強い意志で訴えかけるニュースキャスターの市谷裕美(上戸彩)ら、海江田の思惑に巻き込まれていく人々が切り取られている。
「沈黙の艦隊」は、9月29日から全国公開。
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