福士蒼汰&松本まりかが危険な関係性に溺れる刑事と容疑者に 吉田修一原作×大森立嗣監督「湖の女たち」超特報 公開は2024年初夏に
2023年7月27日 18:00

吉田修一氏による傑作小説を、大森立嗣の監督・脚本で映画化する「湖の女たち」公開時期が、配給戦略の事由により、2023年11月から2024年初夏へと変更となった。併せて、福士蒼汰演じる刑事・圭介と松本まりか演じる介護士・佳代の危険な関係を捉えた超特報映像が公開された。
琵琶湖湖畔の介護施設で100歳の老人が殺された。その謎を追う刑事と容疑者として嫌疑をかけられる介護士の女は、深淵なる湖に沈んだ、恐るべき真実にのみ込まれていく様を、圧倒的なクオリティで描く極限のミステリーだ。
原作者の吉田氏と大森監督は第35回モスクワ国際映画祭審査員特別賞をはじめ、数々の国内賞を受賞した映画「さよなら渓谷」以来のタッグ。事件を追う刑事・濱中圭介役に福士と、事件が起きた施設の介護士・豊田佳代役の松本がダブル主演として、事件が袋小路に入り込むにつれ、特殊な関係性に溺れて行く刑事と容疑者という難役に挑む。
公開された超特報は、薄暗い倉庫の中、顔の見えない刑事がソファに腰をかけ、その視線の先に、全裸で身を伏せている介護士の姿が映し出される。衝撃的なシーンの合間には、“この世界は美しいだろうか”という意味深な問いかけの言葉が添えられている。ふたりに一体何が起きているのか。そして心のひずみを表すかのように妖艶に鳴り響くバッハの「シャコンヌ」。切り裂くようなヴァイオリンの音色に隠された、事件の恐るべき真実が気になる映像に仕上がっている。
また、画家・諏訪敦による解説も収録されている、吉田修一原作の文庫本が7月28日に新潮社より発売される(750円、税別)。湖畔の事件から始まり、歴史的に続いてきた日本の負の遺産を読者に突きつけるスケールの大きさが話題となった、悪と欲望を描き尽くした意欲作だ。
(C)2024 映画「湖の女たち」製作委員会
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