「窓ぎわのトットちゃん」トットちゃん役は7歳の大野りりあな 黒柳徹子が太鼓判「ぴったり」
2023年7月11日 05:00
黒柳徹子が幼少期を自伝的に描いたベストセラーをアニメーション化した「映画 窓ぎわのトットちゃん」で、主人公のトットちゃんを演じるキャストが発表された。オーディションを経て7歳の大野りりあなが抜てきされ、黒柳は「トットちゃんのイメージにぴったり」と太鼓判を押している。
何事にも好奇心旺盛でお話好きな小学一年生のトットちゃん(=黒柳徹子)。落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在したトモエ学園に転校することから物語が始まる。
強烈なトットちゃんの個性とおちゃめな日常生活、子どもの自主性を重んじる教育を掲げたトモエ学園のユニークな校風、恩師となる小林先生や友人たちとの出会いに、誰もが「こんな学校に通ってみたかった」と思わずにはいられないエピソードが描かれている。
トットちゃん役に決定した大野は、雑誌「ぷっちぐみ」(小学館)のぷっちモデル 2023 を務め、TBS系連続ドラマ「ペンディングトレイン 8時23分、明日 君と」や、UR賃貸住宅のテレビCMなどにも出演している。
大野は、5歳のときに原作を読んだといい、「友達関係のことや色んなことが書いてあって、おもしろいし感動するところがとっても大好きです」と語る。初めてアフレコに挑戦した際には、サプライズで黒柳と初対面を果たし、「夢かと思って自分のほっぺをビンタしてみたら本当に痛くって…。『やっぱり夢じゃないの!?』と思ったら、震えちゃうくらいびっくりして。でも憧れの徹子さんに会えたのが本当に嬉しくて、今にも泣きそうなくらいです!」と興奮を隠しきれない様子だった。
元気いっぱいの大野の様子に、黒柳は「小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです」と絶賛している。
あわせて、特報映像(https://youtu.be/X3TdWxBrQ_c)とティザービジュアルが披露された。特報映像では、トモエ学園の前に佇むトットちゃんの様子からスタートし、お転婆で表情豊かな姿が色鮮やかに描かれている。
「映画 窓ぎわのトットちゃん」は12月8日から公開。大野、黒柳、脚本・監督の八鍬新之介のコメント全文は以下の通り。
年長さんの時に将来、女優やアナウンサーの道に進みたいと思いました。
でも、成功するかどうか不安だった5歳の時、お母さんが徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」の本を買って読んでくれました。「こうやって勇気を出して成功している人がいるんだな」と思い、勇気をもらったので本当に感謝しています。友達関係のことや色んなことが書いてあって、おもしろいし感動するところがとっても大好きです。
徹子さんの「窓ぎわのトットちゃん」が私を勇気づけてくれたみたいに、笑顔と勇気と感動を届けられるような映画にできるように頑張ります!
りりあなちゃんも本を読んでくださったようで、時代や年齢を越えて愛して頂けることは思いがけなかったので驚きました。
彼女がトットちゃんを演じている声を聞いた時に、小さい頃のイキイキしている感じがとっても出ていて。私もあんな感じだったのかなと思い返して、トットちゃんのイメージにぴったりで嬉しかったです。彼女はもうトットちゃんのようなので、アドバイスの必要はないと思います。元気にやってくだされば大丈夫。
オーディションの時に小林先生がトットちゃんの話を4時間も聞いたエピソードを紹介すると、りりあなさんは「それじゃあ先生も大変だ」と小林校長先生を気遣っていました。小学一年生の小さな身体と、妙に達観したコメントのアンバランスさにスタッフ一同大爆笑。「この子は面白いぞ」というのが第一印象でした。
りりあなさんをトットちゃん役に選んだ理由はとてもシンプルで、彼女の言葉がセリフに聴こえなかったからです。まるでトットちゃん自身がそこにいるかのようにナチュラルでした。彼女のキュートなお芝居を劇場で楽しんでください
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