タランティーノ監督「キル・ビル Vol.3」を完全否定
2023年7月5日 11:00

クエンティン・タランティーノ監督が、「キル・ビル Vol.3」の可能性を完全否定した。
「キル・ビル」はユマ・サーマン演じるヒロイン、ザ・ブライドの復讐の旅を、2部作で描いたアクションエンタテインメント。ヤクザ、マカロニ・ウエスタン、カンフーなど、タランティーノ監督が好きなジャンル映画を詰め込んだ意欲作だ。
かつてタランティーノ監督は「キル・ビル Vol.3」への意欲をみせており、前2作に詰め込むことができなかったアイデアを生かしたいとコメントしていた。ベルギーのド・モルゲン紙の取材を受けたタランティーノ監督はこのほど、「 Vol.3」の可能性について「それはない」と返答。
「私の最後の映画は、男性映画評論家についてだ。そして、舞台は1970年代だ」
現在タランティーノ監督は監督第10作となる「ザ・ムービー・クリティック(原題)」の準備中だ。もともと長編映画10本で監督を引退すると宣言していることから、映画評論家を主人公とした本作が引退作になる模様。そのため、「キル・ビル Vol.3」が実現することはなさそうだ。
なお、サーマンは、2022年にポッドキャスト「The Jess Cagle Show」に出演した際、「キル・ビル Vol.3」についてコメントしている。
「何年にもわたって話し合いをしてきたの。本当に実現すると思っていたけれど、それはずっと昔のこと。近いうちに実現するとは思えないな」
「ザ・ムービー・クリティック(原題)」のキャスト、および、公開日は未定。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





コッポラ監督が“人生をかけた”渾身の一作 構想40年、私財186億円を投じた「メガロポリス」日本公開決定 IMAX上映も実施
2025年4月15日 08:00
洋画 製作公開発表 キャストスタッフ情報 新着動画 新着画像
