インド中を興奮させた超大作！　シャー・ルク・カーン主演「PATHAAN パターン」9月1日公開

本作は初日だけで10億6千万ルピーを稼ぎ出し、インド映画界でヒットの目安となる興収10億ルピー（約18億円）を達成。その後も興収は伸び続け、日本でも大ヒットした「RRR」などに続くインド映画世界興収歴代5位を記録した。本国の劇場ではスクリーンを総動員して上映されたが、座席は数日先まで売り切れ、完売にも関わらずチケット窓口には人だかりができるなど社会現象を巻き起こした。

シャー・ルク・カーンが演じるのは、インド諜報機関RAW所属のエージェント、パターン。30年のキャリアを誇るベテランだが、現在も危険な最前線の任務に就いている。「タイガー　伝説のスパイ」でサルマーン・カーンが演じたタイガーとは、同僚という設定だ。

インド政府がカシミール地方の自治権を剥奪したことで、怒ったパキスタンの将軍カーディルはインドに復讐するため、元インド軍のジムと手を組みテロ攻撃を企てる。インド諜報機関所属のパターンは、ジムが計画する生物兵器での攻撃を阻止するために、テロ組織と対決へ向かう。パターンはデリー上空を飛行中の飛行機に生物兵器が仕掛けられたことを知るが、残された時間はわずか6分だった。

ヒロインとなるルバイ役はディーピカー・パードゥコーンが演じ、大胆な水着姿を披露。「腰の動きがセクシーすぎる」という非難が一部から巻き起こったほど魅力的なダンスで観客の心を掴む。メガホンをとったのは「WAR ウォー!!」のシッダールト・アーナンド監督。ドバイ、アフガニスタン、トルコ、イタリア、フランスなどで撮影を行い、壮大なスパイ映画を作り上げた。

ポスタービジュアルには、クールな表情で銃口を向けるシャー・ルク・カーンとともに、背中の開いたドレスに身を包んだディーピカー・パードゥコーン、シャー・ルク・カーンと死闘を繰り広げるジョン・アブラハムが写され、緊迫のアクションシーンを彷彿とさせるビジュアルとなっている。