WAR ウォー!!
劇場公開日 2020年7月17日
解説
インドで大ヒットを記録したスパイアクション。国際的なイスラム教過激派テロリストを追ったインドの対外諜報機関RAWのナンバーワンの腕利きスパイ、カビールが味方の高官を射殺して逃亡した。RAWはカビールを抹殺することを決定。優秀な若手スナイパーのハリードがカビール抹殺のミッションに名乗りを挙げる。しかし、カビールはハリードの憧れの存在で、チームの指揮官と部下として数々の作戦を遂行した師のような人物でもあった。ハリードは任務遂行を固く決意するが、それでもカビールの起こした行動に疑問の気持ちを拭いきれないまま、カビールの行方を追う。カビール役のリティク・ローシャン、ハリード役のタイガー・シュロフと、インドの人気スターが顔をそろえる。
2019年製作/151分/G/インド
原題:War
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
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2020年11月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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先日見た『サーホー』も充分なエンタメだったもののちと要素詰め込め過ぎた感あったが、こちらは王道のスパイ・アクション。
やはりボリウッド・ムービーはベタであっても、特濃味の方がいい。
インドの諜報機関“RAW”のエリート・スパイ、カビールが味方の分析官を射殺して逃走。上層部は彼の抹殺を決定。その任務に彼のかつての部下のハーリドも志願。かつての上司の行動に疑問を感じつつ追うが、カビールにはある目的が…。
よく、全編に渡って繰り広げられるアクション!…なんて言葉があるが、それはこの作品の為にある。
それくらい全編に渡って繰り広げられる、怒涛のアクションの連続、連続、連続、連続、連続…!
冗談抜きに、10分に1回くらい。
冒頭のカビールの“事件”やハーリドが現在遂行中の任務で小出しした後、
時を遡り、ハーリドがカビールのチームに入隊。初任務。テロリストとバトルの末、捕らえる。
カビールが長年追い続けている大物テロリストを追い詰める時。が、まさかの…。これが後々までカビールやハーリドに暗い陰を落とす。
現在と過去が交錯して展開。
分析官を射殺した後も、ターゲットを狙うカビール。一人は高空飛行中の輸送機で。もう一人はハイウェイで。ハーリドとド派手なカーチェイスを繰り広げる。
その目的は…?
再び、過去。
大物テロリストにしてらやれ、仲間を失う。ハーリドも瀕死。
カビールは単独で追う。ぷっつり消息を掴めないでいたが、衝撃の事実、衝撃の計画。ある悲劇…。
これが、今回のカビールの裏切りに繋がったと言っていい。
そして、現在。
カビールはハーリドに秘密を明かす。
ハーリドもカビールに衝撃どころではない真実を明かす。
かつての上司と部下のエリート・スパイ同士の闘いの行方は…?
氷上カーチェイス、二人のクライマックス戦もド迫力!
CGやスタントもさることながら、肉弾戦や銃撃戦に興奮。
リティク・ローシャンとタイガー・シュロフの身体を張ったアクションと熱演(とイケメンムキムキ肉体美)に、漢なら燃えろ!
7ヵ国を股に駆けた大スケールは本当にハリウッド超え。
このアクション、このスケール、このナルな男たちに、同じスパイのトムクルも嫉妬しそう!?
そのスパイ映画に、顔を入れ換える某アクション映画の要素もあって驚きだったが、そこは有無をも言わせぬ面白さで突っ切る。
確かに全編アクション推しだが、カビールの動機も納得させるものがあり、どんでん返しもあり、『サーホー』ほどごちゃごちゃしておらず、見易い。
にしても、またまたインドは日本を軽々と超え、ハリウッドに匹敵するエンタメ・アクション超大作を世界に放って、“WAR!!”と叫んだ思い知らされた。
トムクルのスパイ映画のようにシリーズ化も出来そうだけど、相棒はやはり…。
おっと、ネタバレになっちゃう!(>_<)
2020年10月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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まず、主人公を勘違いして見ていました。
その時点で騙されてる。
インド映画は踊りのシーンが苦手だったんですがこの映画は上手く入れててまあ、許せます。
何度も何度も騙されて本当にこれで終わりか?と疑うくらい騙された。
長い映画ですが、退屈しませんでした。
でも石柱に頭何度もぶつけられて血も出ないとか、拳銃の弾をよけるとか許せるおおらかな気持ちが必要。
2020年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ー冒頭から、スリリングな展開が世界各所にて繰り広げられる。
”どこかで見たような気がする”アクションもテンコ盛りである。ー
■”どこかで見たような気がする”アクションの数々他
・その1 リティク・ローシャン扮するカビール少佐の吸着装置を手にしての飛行機外部壁アクション・・・。
ーリティク・ローシャンさん、実は初見である・・。物凄いイケメンである。恐るべしインド映画界・・。
・その2 カビール大佐とタイガー・シュロフ演じるハーリドのバイクチェイスシーン・・。
ハーリドの父は売国奴であったが、妻の密告により阻止されカビール大佐に殺されていた・・。カビール大佐は”敢えて”ハーリドの忠誠を試し、厳しく鍛えて行く。ハーリドの右目の視野狭窄の問題を知りつつ・・。
ーこのタイガー・シュロフさんも初見であったが、アジア系の血が混じった風貌がとても格好良く、繰り出すカンフー技の切れも凄い。リティク・ローシャンも同様に凄い。-
・その3 ハーリドの顔が手術にて複製されるシーンと、その後の展開・・。
・その4 屋根の上を疾走する数々のシーン・・。
ー骨折しなかったかな・・-
・その5 適役フェローズのお気に入りの女性ダンサー、ナイナ(ヴァ―二―・カブール)がコレマタ、エキゾチックな凄い美人。幼い娘ルヒとハワイで暮らすことを夢見て、カビール大佐に協力する。
彼女は、機密情報を得るために、フェローズにハニー・トラップを仕掛けるが・・。
<多少、ストーリー展開が粗いが、無問題である。踊りも観れるし、美男美女入り乱れて、世界各国を舞台にしたサスペンスアクションをお腹一杯、堪能する。
ルヒと暮らすことになったカビール大佐の姿や、夫の汚名を見事に晴らしたハーリドの国家葬での母親の哀しみと誇らしさが入り混じった顔が映し出されるラストも良い。>
■蛇足 あのラストは、次があるよね・・。又、観たいなあ。望むシリーズ化。
次は、「007」へのオマージュ作品でお願いします・・。
<2020年9月20日 刈谷日劇にて鑑賞>
2020年9月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ベタなストーリーとダンス・・・と思うなかれ。
なかなかのサスペンスとアクション!魅せてくれます。
ベタな展開なのかなぁ?と思っていると、良い意味で裏切られます。
インド映画の肉体派アクション、、、、悪くない!
それでいて、王道も踏み外さない。
長い上映時間が気になりません。
たっくさん食べましたが胃もたれなし。
おすすめです!
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