米俳優組合、契約交渉を延長
2023年7月3日 19:00

米俳優組合(SAG-AFTRA)と映画会社、テレビ局、配信プラットフォームなど350社が所属する業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)は7月12日いっぱいまで交渉を延長することで同意したと発表した。
ハリウッドの労働組合は3年ごとに労使交渉を行っている。SAG-AFTRAの現行契約は6月30日で満了することになっていたが、7月12日まで延期することで合意したという。
「今夜11時59分に期限が切れる予定だった契約は、7月12日の11時59分まで延長されることになった。両団体は、相互に合意した報道管制のもとで交渉を続ける。延長期間中、どちらの組織も交渉についてメディアにコメントすることはない」と、SAG-AFTRAとAMPTPは共同声明で述べている。
先週、SAG-AFTRAの会長を務めるフラン・ドレシャー(「ジャック」)と、主任交渉人のダンカン・クラブツリー=アイルランドは、会員に向けたビデオメッセージでAMPTPとの交渉が順調に進んでいると報告している。
その後、SAG-AFTRAの首脳陣に対し、300人を超える俳優たちが交渉で妥協をしないように求める共同書簡を送付。「私たちはこの10年間で、賃金、技術、創作の自由、そして組合の力のすべてが損なわれたと感じています。私たちは、この軌道を逆転させる必要があります」
この書簡にはメリル・ストリープ、ジェニファー・ローレンス、ラミ・マレック、ベン・スティラーら有名俳優が書名していることから、首脳陣はより強行な姿勢で交渉に臨んでいるものとみられている。
7月12日までに交渉がまとまらなければ、米脚本家組合に米俳優組合が加わる「ダブルストライキ」となる。

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