岡田将生&清原果耶「お芝居が楽しくて」「ちょうどいい距離感」 再共演で信頼寄せあう
2023年6月22日 22:43
![連続テレビ小説「なつぞら」では兄妹役として共演した岡田将生&清原果耶](https://eiga.k-img.com/images/buzz/104055/4989b86e69ed43d9/640.jpg?1687441086)
岡田将生と清原果耶が6月22日、都内で行われた主演作「1秒先の彼」の完成披露上映会に出席した。連続テレビ小説「なつぞら」で兄妹役として共演経験もあり、「息の合わない二人のタイミングを、どう合わせていくか。そのお芝居が楽しくて」(岡田)、「お互いのちょうどいい距離感で、お芝居できた」(清原)と信頼を寄せあっていた。
宮藤官九郎による脚本で、台湾映画「1秒先の彼女」を日本版リメイク。男女のキャラクター設定を反転させ、岡田演じる何事も“1秒早い”ハジメと、清原ふんする何をするにも“1秒遅い”レイカが、失われた1日をめぐる物語を織りなす。
![画像2](https://eiga.k-img.com/images/buzz/104055/9b7af0b85d9573a5/640.jpg?1687441117)
宮藤の脚本について、岡田は「格別に面白い」と太鼓判。清原は「心地良さが言葉の端々にちりばめられている。今回はセリフが少なかったので、もっとしゃべりたかった」と話していた。
![画像3](https://eiga.k-img.com/images/buzz/104055/1cbe804ce4fca209/640.jpg?1687441117)
周囲とのテンポが少々ズレた登場人物を演じ、岡田は「でも、個性って、とてもいいことだし、肯定すべき。自分をもっと大切にして、愛してあげようというメッセージが根底にある。心の隙間に温かいものが入っていける映画」とアピール。清原も「自分自身であることを肯定してくれる映画。ゆったりした呼吸を取り戻せる、いまに優しい映画ができた」とうなずいた。
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完成披露試写会には、岡田と清原をはじめ、共演する福室莉音、片山友希、しみけん、山下敦弘監督が出席した。岡田にとって、山下監督とのタッグは「天然コケッコー」以来、16年ぶりで「何もわからなかった高校生の僕に、いろんなことを教えてくれた監督。大人になり、またご一緒できるのは感慨深いし、この仕事を続けてこられて良かった」としみじみ。一方、清原は初の山下組で「終始、温かく柔らかい現場だった」と振り返った。
「1秒先の彼」は、7月7日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
【「1秒先の彼」あらすじ】
京都。郵便局の窓口で働くハジメ(岡田将生)は、何をするにもとにかくワンテンポ早い。いつも相手から告白されるのに「イケメンなのになんか残念」と言われては、必ずフラれてしまうのだ。ある日、街中で路上ミュージシャンのまっすぐな歌声に惹かれ、たちまち恋に落ちるハジメ。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。消えた“1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくるワンテンポ遅いレイカ(清原果耶)のようだ。