新文芸坐で極上の音響空間上映「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」&「Ryuichi Sakamoto: CODA」
2023年6月15日 15:00
東京・池袋の新文芸坐で開催される「目指すはラグジュアリーなオーディオルーム。」をテーマに、世界的音響エンジニア、オノ セイゲン氏によるプログラム「Seigen Ono presents オーディオルーム新文芸坐」。このほど、「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」(6月21日、22日)と、「Ryuichi Sakamoto: CODA」(6月23日、24日)が上映される。
録音エンジニアとして、82年の「坂本龍一/戦場のメリークリスマス」から、ジョン・ゾーン、アート・リンゼイ、デイビッド・シルビアン、マンハッタン・トランスファー、オスカー・ピーターソン、キース・ジャレット、マイルス・デイビス、キング・クリムゾン、渡辺貞夫、加藤和彦ら多数のアーティストのプロジェクトに参加するオノ氏が、新文芸坐の「BUNGEI-PHONIC SOUND SYSTEM」をダイレクトに調整し、極上の音響空間を創出する。
「オーディオルーム新文芸坐」は、オノ氏が音声トラックをリマスターしたBlu-rayだけでなく、音楽や音の素晴らしい映画を紹介していく企画で、「真のオーディオマニア(評論家も含む)、オーディオエンジニア、VR開発者、マーケティング担当など、全ての人にとって必見の映画が続きます。これはぼくが思う理想の映画館への挑戦です」とその趣旨を解説。
今回の「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」上映については、「みなさんは新宿ピットインやブルーノート東京には行ったことあっても、世界中からジャズファン、オーディオファンがやってくる「ベイシー」(岩手県一関市)をご存知ですか? 『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』は、試写会で観たときから、これはカッコイイ音、世界中で上映されるべき映画だ! と個人的に思っていました。ベイシーではドアを開けると(確かにJBLから鳴っているのに)ライブの日なのかレコードかけているのか、プロでさえ区別がつきません。JBLは名機ですが、菅原さんがレコードを演奏する名人なのです。それを収録し、完成した映画作品を『BUNGEI-PHONIC SOUND SYSTEM』で再現する。だからこの企画にはぴったりなのです。一歩外に出るとここは東池袋なのかゴールデン街なのか、あるいは憧れの一関のベイシーなのかわからなくなるという体験が、6月21日と6月22日にあります」とコメントを寄せている。
上映後にはトークイベントのほか、上映前25分に「BUNGEI-PHONIC SOUND SYSTEM」で、オノ氏によるDJタイムも予定されている。チケット販売詳細は新文芸坐HPで告知している。
■「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」
6/21(水)
19: 45 DJ SEIGEN ONO
20:10~21:55「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」上映
22:05~トークゲスト:星野哲也監督
19: 25 DJ SEIGEN ONO
19:50~21:35「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」上映
21:40~トークゲスト:小野寺弘滋さん(元ステレオサウンド)、厚木繁伸さん(1965年創業、千代田区神田のオーディオ専門店ダイナミックオーディオで、オーディオ・アドバイザーを務める。自宅でもJBL Paragonを奏でるマニア。ソフトに対しても広く深い知識を持つ)
■「Ryuichi Sakamoto: CODA」
6/23(金)
19:35 DJ SEIGEN ONO
20:00~21:40「Ryuichi Sakamoto: CODA」上映
21:50~トークゲスト:吉村栄一(音楽ライター、編集者。映画「CODA」リサーチャー)
18:10~19:50「Ryuichi Sakamoto: CODA」上映
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
年末年始にイッキミ推奨の“大絶品” NEW
【物語が超面白い】マフィアが地方に左遷され…そこで一般市民と犯罪組織を設立、大暴れ
提供:Paramount+
外道の歌 NEW
【鑑賞は自己責任で】強姦、児童虐待殺人、一家洗脳殺人…地上波では絶対に流せない“狂刺激作”
提供:DMM TV
ロード・オブ・ザ・リング ローハンの戦い NEW
【全「ロード・オブ・ザ・リング」ファン必見の超重要作】あれもこれも登場…大満足の伝説的一作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
ライオン・キング ムファサ
【全世界史上最高ヒット“エンタメの王”】この“超実写”は何がすごい? 魂揺さぶる究極映画体験!
提供:ディズニー
中毒性200%の特殊な“刺激”作
【人生の楽しみが一個、増えた】ほかでは絶対に味わえない“尖った映画”…期間限定で公開中
提供:ローソンエンタテインメント
【推しの子】 The Final Act
「ファンを失望させない?」製作者にガチ質問してきたら、想像以上の原作愛に圧倒された…
提供:東映
映画を500円で観る“裏ワザ”
【知って得する】「2000円は高い」というあなただけに…“超安くなる裏ワザ”こっそり教えます
提供:KDDI
モアナと伝説の海2
【モアナが歴代No.1の人が観てきた】神曲揃いで超刺さった!!超オススメだからぜひ、ぜひ観て!!
提供:ディズニー
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。