「JO1」與那城奨、大平祥生、金城碧海が不良役で実写映画初出演! 品川ヒロシ監督作「OUT」に参戦
2023年6月14日 06:00
原作は、累計発行部数650万部を突破した「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で連載中の人気ヤンキー漫画。品川が自身の青春時代を綴り、自らの手で実写映画化したベストセラー小説「ドロップ」の後日談で、品川の中学からの友人である井口達也の青年時代を詰め込んだ実録物語となっている。映画では、倉悠貴が主人公の井口達也役を演じ、暴走族「斬人(キリヒト)」の総長・丹沢敦司役で醍醐虎汰朗、副総長の安倍要役で水上恒司が出演。ヒロインの皆川千紘役は、「乃木坂46」の与田祐希が務める。
暴走族「東京狛江愚連隊」特攻隊長として暴れまくり、「狛江の狂犬」と恐れられた伝説の超不良・井口達也(倉)が少年院から出所した。達也は、地元から遠く離れた西千葉の叔父叔母に引き取られ、更生を目標に焼肉店「三塁」で働きながらの生活を始める。次にケンカをすれば即アウトな達也だが、出所初日に暴走族「斬人」副総長の安倍要(水上)が現れ、この出会いから達也の壮絶な更生生活が始まる。総長・丹沢敦司(醍醐)率いる暴走族「斬人」と「爆羅漢」の抗争、新しい仲間・家族との出会い、守るべきものができた達也の進む道が描かれる。
このほど発表されたのは、暴走族「斬人」のメンバー。特攻隊長の長嶋圭吾役を演じるのは、「JO1」のメインボーカルのひとりで、リーダーとしてチームを支える與那城。鍛えあげられた肉体で、木刀一本で相手を潰す戦闘中毒者という難役を見事に演じた。與那城は、「一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった。僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だった」と振り返る。
親衛隊長の目黒修也役は、ダンスとラップでチームをリードする大平。高い運動神経で、ボクシングスタイルのアクションをスピード感たっぷりに演じきった。大平は、「目黒はかっこいい役だと思っていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです」と喜びを語り、「格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただきました。正直大変でした(笑)。自分とは真反対、喧嘩はしないし、『おらぁ!!』とか言わないですし(笑)。それが逆に楽しめました」とコメント。
品川監督のWOWOWドラマ「ドロップ」にも出演している金城は、期待のルーキー沢村良役を担う。格闘技経験があり、並外れた身体能力をもつ金城は、圧巻のアクションを披露。「沢村は、最初は会話も少ないですしあまり目立たない役ではありますが、後々キーパーソンになってくる」と役どころを語り、「元々鍛えているというのはあったんですが、更に動ける体に仕上げて。あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました」と明かした。
品川監督も、「金城碧海くんは空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードとボクシングのダッキングが上手い。綺麗な顔立ちでスイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする」と太鼓判を押している。
「OUT」は11月に全国劇場公開。與那城、大平、金城と品川監督のコメント全文は以下の通り。
メンバーと一緒にオーディションに参加しました。初めてのヤンキー映画で、アクションも含め、いつもの自分とは180度違うキャラクターでびっくりしました。撮影をしていくうちに圭吾になっていけたんじゃないかなと思います。
品川監督の『ドロップ』に登場する井口達也の物語ということだけは知っていたんです。その中で、まさか!こんなにも!闘うなんて思ってもいなかったです(笑)。
とにかく原作を全巻読んで、圭吾がどういう人物なのかを研究しました。演じた圭吾が特に強いキャラなので、そこは意識して撮影に挑みました。
元々、僕たちはダンスをやっていて、筋トレもしているんですが、やはりアクションになると、勝手が違う。動きを覚えて、かつ相手と合わせないといけない。最初は苦労しましたが撮影を重ねるうちに掴んでいけた感覚があります。
(メイク完了後初めて自分をみて)「誰だ!? 僕は誰なんだ…??」と(笑)。品川監督が、「圭吾だねぇ」と言ってくれたのが嬉しかったです。
映画の出演自体初めてでしたので、撮影に入る前は勿論不安はありました。どの様に演じたらいいのか、セリフの言い回しなど、監督に確認して、話し合いながら、監督が思うものを表現していきました。
アクションについては、監督が動けるので、様々追加されていて(笑)。そこに僕も対応できるようについてはいったんですけど、監督すごいです!
一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった。
僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だったと感じています。
僕と碧海は元々格闘技をやっていて、祥生は経験が無い。アクション練習では、アドバイスしあいながら事務所の練習場で、ミットや刀を使って、3人で協力しながらやっていました。
ものすごくパワフルな、そしてカッコイイ作品になっていると思います!ぜひ劇場で御覧ください。
オーディションに受かって本当に嬉しかったです! 目黒はかっこいい役だと思っていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただきました。正直大変でした(笑)。自分とは真反対、喧嘩はしないし、「おらぁ!!」とか言わないですし(笑)。それが逆に楽しめました。
ジムへ行って筋トレをやり出してから「デカくなったね」「ちょっと脱いでみてよ」「いい感じになってきたね」と言われることが。目黒の格闘技のアクションがボクシングスタイルなんですが、役作りでしっかり練習した事が僕的には大きかったです。
監督は格闘技が出来る方なので、その場で教えていただく事が多く、「自ら教えてくださるんだ!」と、頑張ろうと思いました。現場の士気を下げないように盛り上げてくださる方で、凄く勉強になりました。
スクラップ工場のアクションシーン、あの日は寒い日だったんですが何も寒くなくて。アクションに必死で、絶対にここで良いシーンをという気持ちが強くて、常に練習しておかないと気が済まなかったです。一番大変な日でしたけどずっと集中していました。
今回アクションをやってみて凄く楽しかったので、これからも続けていきたいと思います。
チームで心を込めて頑張ったので是非見に来てください! 沢山楽しんでください!
こういう経験をさせていただけることがアーティスト活動をしていく中で普段は無いんです。品川組は今回が2作目なんですが、いつかまた一緒に仕事できたらなって思っていた矢先、お話をいただき、本当に嬉しくて。ガッツポーズして「よっしゃー!」みたいな。ありがとうございます!と感謝して挑む作品になりました。
沢村は、最初は会話も少ないですしあまり目立たない役ではありますが、後々キーパーソンになってくる。今回のキャラクターを演じる上で、それまでの雰囲気や、感情など、原作にはない部分、そこをどう見せていくかも考えました。
元々鍛えているというのはあったんですが、更に動ける体に仕上げて。あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました。
品川組はめちゃくちゃ温かくて、フランクに接してくださる温かい人達ばかり。撮影に対してもそうですが、僕たち演者に対しての指導も暖かく、優しく、そして撮影の場を作ってくださるんです。感謝しています。
JO1メンバーと演技で共演するのは初めて。JO1としての顔というよりは役者として演じている彼らの姿を見て、とても勉強になりました。メンバーがいると精神的にも落ち着きました。祥生と奨くんと三人でまた何かやりたいです。
今回、僕と大平祥生と與那城奨の3人がJO1から作品に参加させていただいています。僕自身、まだまだ俳優としての経験が浅くて何が正解か分からない状態でしたが僕なりに精一杯演技させていただいたつもりです。皆さん是非劇場に足を運んで沢山観て下さい!
まず3人とも見た目が似ている。そして3人ともダンスが上手いので絶対にアクションは出来ると信じていました。実際3人のアクションのキレは相当すごいです。
沢村役の金城碧海くんはWOWOWのドラマ版「ドロップ」にも出てもらっていて、空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。強さに説得力が欲しかった。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードです。そしてボクシングのダッキングが上手い。その中性的で綺麗な顔立ちでスイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする。
それぞれの形の、それぞれの友情。バカで笑えるシーンもあるけれど、アクションシーンは派手なのはもちろん。痛みを意識しました。原作のアクションシーンを再現し、さらには映像の魅力を出すために、全員必死で挑みました。劇場で興奮してください。
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