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横浜流星、ボクシングプロテストを受験&C級ライセンス合格「久々に心が燃えました」

2023年6月12日 21:23

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「春に散る」ではボクサー役に挑戦している
「春に散る」ではボクサー役に挑戦している
(C)2023映画『春に散る』製作委員会

俳優の横浜流星が、ボクシングのプロテストを受験し、C級ライセンスに合格したことがわかった。佐藤浩市とともに主演を務めた「春に散る」(8月25日公開)では、若きボクサーの黒木翔吾役を演じている。

春に散る」の原作は、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎氏の傑作小説。沢木氏が半生をかけて追い続けてきた「ボクシングを通じて“生きる”を問うこと」というテーマの集大成ともいえる作品で瀬々敬久監督がメガホンをとった。主人公は、不公平な判定で負け、アメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一(佐藤)と、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾(横浜)。2人は偶然飲み屋で出会い、翔吾は仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、ボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンを目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。

日本でプロボクサーになるには、日本ボクシングコミッション(JBC)の「ボクサーライセンス」を取得する必要があり、ボクサーライセンスは、JBCが開催するプロテストに合格すると取得可能。プロテストを受験するには、日本プロボクシング協会(JPBA)に加盟するボクシングジムに所属する練習生であることが条件となる。プロテストの前にコミッションドクターの医療診断に合格した者がプロテストを受験でき、プロテストでは、実技(スパーリング)試験や筆記試験がある。年齢の制限は、16歳から34歳までの男女(未成年者の場合、親権者の承諾書が必要)。

なお、プロテストに合格した選手は原則としてC級ライセンスを取得でき、4回戦(4ラウンド制)の試合に出場できる。

ボクサー役を演じた横浜は、自分自身がプロボクサーになる必要があったという思いが強かった。撮影に挑んだときには既にプロボクサーの技術が備わっていたが、宣伝活動が本格始動するこの段階で、プロテストの受験を決意。見事ライセンスを取得した。

横浜のコメントは、以下の通り。

横浜流星
――プロテストを受けてみて合格しての喜び
去年の4月から映画『春に散る』の役作りでボクシングを始め、そこからボクシングをずっと続けていました。
K'sBOXの会長、松浦さん、川並さん、その他の方々のサポートが無ければ、結果は出せませんでした。
本当に感謝の気持ちで一杯です。当日は空手をやっていた当時の気持ちを思い出し、久々に心が燃えました。
あの時の気持ちをまたこうして味わえて、自分は本当に格闘技が好きなんだと再確認できましたし、反省点もありますが、やって来たものを全て出しきれたので今はホッとしてます。
――今後の展望

翔吾の台詞に今しかねぇ。という台詞があります。本当にその通りなんです。人生一度きりで後悔を残したくないし、今を大切に生きたいと心に強く刻み自分も生きています。今回挑戦したことは、芝居でもこれから生きていくうえでも、必ず活きると信じています。魂を込めて創り上げた映画『春に散る』が1人でも多くの方の心に届き、自分の大好きなボクシングや格闘技がこれからもっともっと盛り上がることを心より願っています!

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