敵が誰なのかも分からない! 「シークレット・インベージョン」新映像&キービジュアル公開
2023年6月12日 19:00

マーベル・スタジオの新たなドラマシリーズ「シークレット・インベージョン」が、ディズニープラスで6月21日から日米独占配信される。サミュエル・L・ジャクソン演じる“アベンジャーズの創設者”ニック・フューリーが、長年繰り返された地球外からのインベージョン(侵略)阻止に挑むサスペンススリラー。このほど、地球への侵略計画を企むスクラル人の脅威を捉えた新映像(https://youtu.be/C_pqoxnKhNA)が公開された。
フューリーが対峙するのは、「キャプテン・マーベル」にも登場した、あらゆる人物に擬態する能力を持つスクラル人の一派。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の悪役といえば、サノスやカーンといった圧倒的なパワーの持ち主を連想しがちだが、スクラル人の武器は擬態能力。それ自体は強大な力とは言えないが、目の前にいる相手を信じられなくなることで、人類の絆と信頼を揺るがし、結果的に地球を転覆させる可能性もある恐ろしい能力なのだ。
「侵略がすでに始まった。しかも敵が誰なのかも分からない」。フューリーが、ジェームズ・ローズ/ウォーマシン(ドン・チードル)に語る不穏なシーンから幕を開ける新映像では、完全に人間にしか見えなかった存在が、実はスクラル人の“擬態”だったことが明らかになるシーンが随所で描かれ、事態の深刻さが浮き彫りに。MCU史上まれに見る脅威だが、「なぜ“特別な友人たち”を呼ばない」とアベンジャーズに頼らないことを指摘されたフューリーは、「私の戦争だ。ただ一人のな」と宣言し、単身戦いの渦に飛び込んでいく。
映像の後半でも、「世界を燃え上がらせたのは、あなたよ」「時間がないぞ、ニック」「お前、狙われているぞ。世界中でだ」といった言葉がフューリーに浴びせられており、彼の過去の言動が、“シークレット・インベージョン”の一因になっていることを示唆している。併せて、フューリーら主要キャラクターが立ち並んでいるキービジュアルも公開されたが、おなじみの顔ぶれの中に「ニセモノがいる」と言わんばかりに、スクラル人のシルエットが見え隠れしており、新映像同様に不穏な雰囲気を醸し出す。
フューリーの協力者側にいるスクラル人・タロスを演じたベン・メンデルソーンは、「MCUのプロジェクトとして、本当に面白いと思う理由のひとつは、スリラーに近いということです。マーベルの世界観と全く異なるジャンルの感覚を味わうことができます」と本作の魅力を説明。これまで、幾度となくヒーローたちをまとめ上げ、世界を救い、「マーベルズ」(11月10日、日米同時公開)にも登場するフューリーの“孤独な戦い”に注目したい。
「シークレット・インベージョン」では、トーマス・ベズーチャ(「すべてが変わった日」)が監督、カイル・ブラッドストリート(「ミスター・ロボット」)が脚本を担う。ディズニープラスで、6月21日から日米独占配信。

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