「グラディエーター」続編の撮影現場で事故　スタッフ数名が怪我

写真提供：アマナイメージズ

現在モロッコで撮影が行われている「グラディエーター」続編で6月7日（現地時間）、アクションシーンの撮影中にスタッフ数名が怪我をするアクシデントが発生したことがわかった。米バラエティが独占で報じている。

製作・配給元の米パラマウント・ピクチャーズは代理人を通して声明を発表し、「『グラディエーター』続編におけるスタントシーンの撮影中にアクシデントが発生し、数人のスタッフが怪我を負いましたが、幸い命に別状はありません。撮影現場に常駐している医療班が迅速に対応し、負傷者全員が引き続き病院で治療を受けているものの、容体は安定しています」と報告している。

関係者から入手した話によれば、負傷したのは計6名で、うち4名が入院治療を受けており、怪我の種類としては全員が熱傷。ほか2名も同様の怪我を負ったが、軽傷であったために現場で手当てを受けたのち、仕事に復帰したという。アクシデントの詳細については不明だが、その日予定されていた撮影の終盤に起きたようだ。なお、キャストに負傷者は出ていない。

リドリー・スコット監督による傑作歴史スペクタクル「グラディエーター」（2000）の続編となるタイトル未定の同作では、「aftersun アフターサン」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた注目の若手俳優ポール・メスカルが主演を務めるほか、ジョセフ・クイン、コニー・ニールセン、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカルら、前作からの続投組も含めた豪華キャストが集結。「ゲティ家の身代金」でタッグを組んだデビッド・スカルパの脚本をもとに、スコット監督が再びメガホンをとる全世界待望の「グラディエーター」続編は、2024年11月22日全米公開予定。

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