【6月7日はリーアム・ニーソン、71歳の誕生日!】 ダンディな魅力が光る「探偵マーロウ」オープニング映像披露
2023年6月7日 15:00
本日、6月7日に71歳の誕生日を迎えたリーアム・ニーソンの100本目の出演作となる「探偵マーロウ」のオープニング映像が披露された。ハードボイルドな私立探偵フィリップ・マーロウらしい、ダンディな魅力が詰まった映像となっている。
小説家レイモンド・チャンドラーが1930年代に生み出した“探偵フィリップ・マーロウ”。タフで孤独なジェントルマン、女性にモテるが友情を重んじ、どんな時も権力に媚びないその生きざまは世界中のファンを魅了し、映像作品ではハンフリー・ボガート、ロバート・ミッチャムといった名立たる俳優たちが演じてきた。
原作は、ブッカー賞受賞作家ジョン・バンビルがミステリー小説を手がける際の“ベンジャミン・ブラック”名義で著した「黒い瞳のブロンド」(小鷹信光 訳/早川書房刊)。村上春樹の新訳が話題を呼んだチャンドラーの傑作「ロング・グッドバイ」の続編として本家の公認を受けている。メガホンをとったのは「クライング・ゲーム」でアカデミー賞脚本賞を受賞したニール・ジョーダン。共演にはダイアン・クルーガー、ジェシカ・ラングら実力派女優陣が顔を揃える。
舞台は1939年、ロサンゼルス。探偵マーロウの事務所を訪ねてきたのは、見るからに裕福そうなブロンドの美女クレア。「突然姿を消したかつての愛人を探してほしい」という依頼を引き受けたマーロウだったが、映画業界で働いていたというその男はひき逃げ事故で殺されていた。マーロウじは捜査を進めるにつれ謎が深まる”ハリウッドの闇”に飲み込まれてしまう。
本編のオープニングでは、マーロウのモーニングルーティンが描かれる。マーロウの朝は、まだ薄暗い夜明けから始まる。開け放たれた窓から見えるのは、ベッドで眠るマーロウ。すぐに目を覚ますが、なかなか起き上がれず、ため息をつく。そして、ラジオでニュースを聞きながら大好きなコーヒーを飲み、仕上げにチェスを指す。事務所では、ブラインド越しに隣の建物のオフィスを覗きながらたばこをふかす姿が映し出される。映像では年齢を感じさせる描写もありつつ、ハードボイルドな探偵らしい渋い魅力が光り、カリスマ性溢れる姿に期待が高まる。
「探偵マーロウ」は、6月16日からTOHO シネマズ シャンテほか全国公開。
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