邪悪な悪魔に取り憑かれた少年! 6月6日6時「悪魔の日」記念「ヴァチカンのエクソシスト」場面写真公開
2023年6月6日 06:00

アカデミー賞俳優ラッセル・クロウ主演のホラー作品「ヴァチカンのエクソシスト」の場面写真が公開された。
実在のチーフ・エクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父(1925年誕-2016年没)は、カトリック教会の総本山バチカンのローマ教皇に仕え、生涯で数万回の悪魔祓いを行った。本作は、アモルト神父が人間に取り憑いた邪悪な悪魔との壮絶な戦いを記した著書「エクソシストは語る(原題:An Exorcist Tells His Story)」を基にしている。
1987年7月サン・セバスチャン修道院。アモルト神父はローマ教皇から直接依頼を受け、憑依されたある少年の“悪魔祓い”(エクソシズム)に向かう――。変わり果てた姿。絶対に知りえないアモルト自身の過去を話す少年を見て、これは病気ではなく“悪魔”の仕業だと確信。若き相棒のトマース神父とともに本格的な調査に乗り出したアモルトは、ある古い記録に辿り着く。中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判。その修道院の地下に眠る邪悪な魂。全てが一つに繋がった時、バチカンの命運を握る、凄惨なエクソシズムが始まる。
このほど公開された場面写真は全9点。邪悪な悪魔に取り憑かれ変わり果てた少年の表情は、本物の悪魔がいかに恐ろしく狂暴な存在なのかを物語る。また、そんな危険な存在に果敢に立ち向かうアモルト神父、彼を慕う若き神父トマース・エスキベルの姿を収めた写真も。2人がバディとして、最強のサタンを前にどのような戦いを繰り広げるのか。そしてまた、“エクソシスト版「ダ・ヴィンチ・コード」”と評される本作で、彼らが解き明かす謎が気になる場面写真だ。

監督を務めるのは、ジュリアス・エイバリー。監督2作目にしてJ.J.エイブラムスとタッグを組んだ「オーヴァーロード」(18)で注目され、ハリウッド版「GANTZ」の監督にも抜擢されている注目株だ。エイバリー監督は、本作について「世の中の98%のことは科学で説明がつくと考えているんです。でも説明がつかないことが2%残っています。その部分をこの映画で探究しています」と、本作で描かれるその2%にあたる本物の悪魔の存在こそが、人々の恐怖心を掻き立てると説明している。ホラー作品に主演するのは本作が初となるクロウは、自身が演じたアモルト神父について「ヴァチカンにはチーフ・エクソシストという職責が本当にあるんです。アモルト神父は36年間その任に当たり、何万回も悪魔祓いを行った実在の人物なんです」と話している。7月14日から公開。
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