岡田准一&綾野剛、名古屋・岐阜で「最後まで行く」舞台挨拶 過酷裏話を披露「朝までずぶ濡れ」
2023年5月31日 12:00
本作は、一人の男を轢いてしまったことをきっかけに、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描く。岡田は悪夢のような災難が降りかかる刑事・工藤祐司、綾野は工藤を執拗に追う冷徹なエリート監察官・矢崎貴之を演じている。
愛知・岐阜・三重・静岡の東海地区で全編撮影され、公式サイトで岡田と綾野に来てほしい場所を募集したところ、ロケ地である名古屋と、ロケ地かつ綾野の出身地であり、岡田が現在大河ドラマ「どうする家康」で演じている織田信長のゆかりの地である岐阜に来てほしいとう声が多く集まり、緊急凱旋が決定した。
名古屋・ミッドランドスクエアシネマでは、岡田が「先ほどみんなと一緒にひつまぶしを食べてきて、元気いっぱいです。撮影のことを思い出して、地元に帰ってきた感じもあります」と挨拶。藤井監督が「クランクインは“雨降らし”といって雨を降らせて撮影をするシーンだったんですけど、岡田さんは5日間くらいずぶ濡れでした」と明かすと、岡田は「1月の深夜5日間、朝までずぶ濡れで大変でした。普段撮影時、中にインナーを着ないんですけど、たくさん着込みました。最後のお墓のシーンは、山の知識をフル活用して、世界の登山家のトップが着ているものを着ました」、綾野も「僕はウエットスーツ着てました。これがなれば最後まで行けてませんでした」と過酷だった撮影現場を振り返った。
綾野は、個人的に気になっているという、ドラム缶が車に落ちるシーンについて藤井監督へ質問。「准一さんの反応をリアルに撮るためにCGではなく実際に落としているとのことで、そもそもあのドラム缶どこで見つけてきたんですか? 作り物ですか?」と尋ねると、藤井監督は「作ったものではなく、本物のドラム缶です。実際に落としたので音もすごかったです」と説明した。
岐阜・モレラ岐阜では、岐阜出身の綾野が「岡田准一さんと藤井道人監督を岐阜にお招きいただきました。とても感激しております」と挨拶。岡田が「(綾野の)地元ですからね。実家にも連れて行ってくれるって言ってくれました(笑)」と話すと、綾野は「どこまでも行きたいですね」と返して笑わせる。
岐阜では、工藤と矢崎が対決をするクライマックスの金庫のシーンや、工藤が慌てふためく火葬場のシーンなどの撮影が行われたという。
岡田は「人生の中でいい時間を過ごせたなと思ってもらえたら僕たちは幸せです。そういう映画を作れたことを誇りに思っています」、綾野は「コロナ禍であったり、なかなか都内ではないところで舞台挨拶をできることが少なくなりました。そのなかで、今回岐阜でみなさんと同じ時間を過ごせたことが、僕たちにとってもパワーとなりました。僕たちが映画を届けることで、みなさんが何か感じてほしいし、今いただいたパワーを作品に投下できるよう精進していきます。この作品もまだまだ続きますので、多くの方々へ伝えていただいて、観ていただけたら幸いです」と呼び掛けていた。
観客とともに写真撮影を行ったほか、名古屋のシンボルである中部電力MIRAI TOWER (旧・名古屋テレビ塔)をバックに、ロケ地でもあるオアシス21でもフォトセッションを実施した。
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