トム・ハンクス、AIの到来で「明日バスにひかれても、私は演技を続けることになる」
2023年5月24日 11:00

俳優の死がキャリアの終わりを意味しなくなる時代が到来したと、米人気俳優のトム・ハンクスがコメントをして話題を集めている。
ハンクスは、ポッドキャスト「The Adam Buxton Podcast」にゲスト出演。「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」で、主演のハリソン・フォードがAIとディープフェイク技術を用いて1981年の「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」当時の若々しい姿を再現していることに触れ、「こうなることがわかっていた」と話す。2004年のクリスマス映画「ポーラー・エクスプレス」(ロバート・ゼメキス監督)に出演した際、パフォーマンスキャプチャーを体験したハンクスは、「コンピューターが0と1を使って、顔やキャラクターを作りあげることができるのを目の当たりにした」と振り返る。
「その後、この技術は急速に発展し、現在では映画産業の至るところで見かけるものとなった」
AIとディープフェイク技術のおかげで、32歳という年齢設定の役柄にも立候補できるようになったと、ハンクスは言う。若返りどころか、たとえ本人が他界しても、キャリアは続くと断言。
「私が明日バスにひかれても、私の演技は続くだろう」
ハンクスによれば現在、あらゆる労働組合やエージェント、弁護士事務所が実在の人物の声や顔を再現する場合の権利、規範について議論を交わしているという。
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