エマ・ストーン×ヨルゴス・ランティモス監督が再タッグ! 「哀れなるものたち」ティザー予告&場面写真
2023年5月17日 10:00
第91回アカデミー賞で10ノミネートを果たした「女王陛下のお気に入り」のエマ・ストーンとヨルゴス・ランティモス監督が再タッグを組む「Poor Things(原題)」が、「哀れなるものたち」の邦題で、2023年に公開されることがわかった。あわせて、ティザー予告編(https://youtu.be/PyHTvahr7to)と場面写真3点もお披露目された。
本作は、日本で08年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック奇譚(早川書房刊)を映画化するもの。風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターの手によって、死からよみがえった若き女性ベラが、世界を知るために大陸横断の冒険の旅に出る。時代の偏見から解き放たれたベラは、平等と解放を知り、驚くべき成長を遂げていく。
「女王陛下のお気に入り」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたストーンがベラを演じ、プロデューサーにも名を連ねる。ゴドウィン役にウィレム・デフォー(「ノースマン 導かれし復讐者」)、ベラとともに大陸横断の旅に出るダンカン役にマーク・ラファロ(「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」)を配するほか、ラミー・ユセフ(「ラミー 自分探しの旅」)、ジェロッド・カーマイケル(「トランスフォーマー 最後の騎士王」)が共演する。
ティザー予告編では、美しくも独特な色合いの世界観が広がり、刺激的なカットの数々が連続する。何らかの“処置”を施され、「生きてるって、素敵」と呟き、ダンカンをビンタするベラ。不思議なダンス、斬新なカメラアングルといったランティモス作品らしさは垣間見えながらも、これまでにない壮大かつ奇妙なビジュアルが、見る者を想像を超える世界へと誘う。場面写真には、漆黒の髪色に黄色いドレス姿のベラや、椅子に身を預けるゴドウィンが活写されている。
「哀れなるものたち」は、23年公開。
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