“フック船長”ジュード・ロウは「実際かなり怖かった」!? 魅力を紐解く特別映像&ロウのメッセージ披露
2023年5月5日 12:00
ディズニーの名作アニメを実写映画化する「ピーター・パン&ウェンディ」(ディズニープラスで配信中)から、ジュード・ロウ演じる、ピーター・パンの宿敵フック船長の魅力がつまった特別映像(https://youtu.be/AcO5PcxGmhc)と、ロウから日本のファンに向けたメッセージが披露された。
1904年にスコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーの戯曲および小説として発表されて以降、映画、ミュージカル、テーマパークのアトラクションなど、さまざまな形で親しまれてきた「ピーター・パン」。大人にならなくてもいい夢の世界“ネバーランド”で、大人になることを拒む少年ピーター・パンと、英ロンドンに住む少女ウェンディら姉弟が繰り広げる冒険を描いた。
同作をもとにしたディズニーアニメ「ピーター・パン」は、幼い頃からその物語に惹かれたというウォルト・ディズニー渾身の作品。アニメの全米公開から70周年を迎える2023年、実写映画「ピーター・パン&ウェンディ」として、名作が新たなストーリーでよみがえる。アレクサンダー・モロニーがピーター・パン、エバー・アンダーソンがウェンディを演じ、本作で映画初主演。ピーター・パンの親友ティンカー・ベル役にヤラ・シャヒディ、先住民の戦士タイガー・リリー役にアリッサ・ワパナタックを配した。
フック船長といえば、残忍で、目的のためなら手段を選ばない邪悪な海賊のイメージだが、何かと間抜けな姿を晒すなど、どこか愛嬌を感じさせるキャラクターでもある。常にピーター・パンを憎みしつこく追い回すが、ピーター・パンはそんな攻撃をさらっと受け流しているイメージが強い。
本編映像、メイキング、インタビューをおさめた特別映像では、フック船長の魅力にフォーカス。ロウは、「この物語は影響が広く、誰もが知っているので、象徴的なフック船長を演じることを求められていました」と語る。しかし、本作では「フック船長になった経緯」や、「ピーター・パンと宿敵の仲になった理由」など、彼のキャラクター像に新たな要素が盛り込まれている。そんな数々の要素も自分のものにしてしまうロウの演技力の高さや、懐の深さ。さらには、フック船長という役を心から楽しむチャーミングな笑顔も切り取られている。
さらに映像でデビッド・ロウリー監督は、「本番まで衣装を着た彼を隠しました」と、撮影前には子どもたちに対面させなかったと明かす。この演出は、子どもたちの緊張感や恐怖心を増幅させ、フック船長の残酷な一面を、よりリアルにカメラでとらえている。ウェンディ役のアンダーソンも、「フックの衣装を着ている時の彼はとても威圧感がありますね。実際かなり怖かったです」と明かした。
ロウは日本のファンに、「僕がどれだけ日本を愛しているか皆さんがご存知だといいんですが(笑)。幸運なことに僕はこれまでに何度か日本に行っているんです。その日本での旅行すべてが大好きでした」と、日本への愛の深さを語る。「日本の人々が、この映画を楽しんでくれることを願っています。そして、また僕も日本に行けたらと思っています。近いうちに必ず行くつもりです」と、熱いメッセージを送った。
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