映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック
その他情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

「名探偵コナン」堀之紀×立木文彦×小山茉美×古谷徹が語り尽くす“黒ずくめの組織の世界”

2023年5月2日 20:00

リンクをコピーしました。
TEAM黒ずくめの組織が「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」を語り尽くす!
TEAM黒ずくめの組織が「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」を語り尽くす!
(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

国民的アニメの劇場版シリーズ第26弾「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」(公開中)の大ヒットを記念して、豪華声優陣のスペシャルインタビュー&撮り下ろしスチールの第2弾が公開された(第1弾は高山みなみ×林原めぐみ)。今回登場するのは「TEAM黒ずくめの組織」。堀之紀(ジン役)、立木文彦(ウォッカ役)、小山茉美(ベルモット役)、古谷徹(バーボン役)が集結し、黒ずくめの組織の世界を語り尽くしている。

本作の舞台は、東京・八丈島近海に建設された世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」。ある“新技術”を巡り江戸川コナン、そして灰原哀に黒い影が忍び寄る。

4月14日に封切りを迎えた「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」。全国505館(IMAX:41館/4DX:64館/MX4D:15館/DOLBY CINEMA:7館を含む)にて公開し、4月14日~16日の3日間で観客動員210万人、興行収入31.4億円という驚異の成績をたたき出し、昨年公開の「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」(興行収入97.8億円)を大きく上回り、100億円超えを狙えるシリーズ歴代史上No.1のロケットスタートをきった。公開から18日間経過した5月1日では、観客動員557万人、興行収入79.7億円を記録している。

てい談インタビューは、以下の通り。


新場面写真
新場面写真
(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
●台本を読んだ感想は? 堀之紀が感じとった灰原哀の“覚悟”
――完成した台本を読んだときはどんな印象をお持ちでしたか?
堀:相変わらずスケールが大きいなと思いました。予想がつかない展開も多くて面白かったです。あとはね、哀ちゃんの覚悟と言いますか……あの子は見ているといじらしいんだよね。
古谷:全然ジンじゃない(笑)!
(一同笑い)
堀:いやいや、中身はシェリーだけどさ、もしそのことを知らないで哀ちゃんが目の前にいたら、ジンといえどもさすがに助けるでしょ?
立木:さすがにジンの兄貴でも(笑)。
堀:シェリーだってことを知らなければきっとそうしちゃうよ。
古谷:堀ちゃん、哀ちゃんのこと結構好きでしょ?
堀:そうそう、好きなの。
(一同笑い)
堀:ジンって組織の人間の名前以外で口にするのはほとんど「シェリー」なんだよね。だからどうしても林原さんが演じているキャラクターに目がいっちゃうのよ。それに、元々シェリーが持っていた覚悟を哀ちゃんも持っちゃってるじゃない? だから余計に感情移入しちゃうんだよね。
小山茉美「最初に読んだときは、難しすぎて……」
――小山さんはいかがでしたか?
小山:最初に読んだときは、難しすぎて何が何だかわからなくて(笑)。それでその後に2、3回読んでみたんだけどやっぱりわからなくて。その頃、偶然古谷さんと別の現場でお会いした時に少し時間があったので、色々とレクチャーしてもらいました。「これってこうだよね?」って確認したりして。
堀:わかってなくてあんな芝居するんだから本当にすごいよね。
(一同笑い)
立木文彦「ウォッカって実は空気は読める人」
――トリプルフェイスを演じわけるのも大変だと思いますが、古谷さんはいかがでしたか?
古谷:劇場版は毎作品、一難去ってまた一難という感じで何度も山が来て、常にハラハラドキドキさせられる、まさに大スペクタクル作品という印象があったんですけど、今回は読み終わった後に「ラブストーリーじゃん」って思いました。その感覚がすごく新鮮でしたね。
――個人的にはウォッカっていい人だなって思いました。
(一同笑い)
――ぶつぶつ言いながらもキールに丁寧に説明してあげたり、案内までしてあげて……。
立木:よかったです(笑)。ウォッカって実は空気は読める人なんですよ。
小山:意外にね(笑)。
立木:そう、意外に(笑)。ウォッカも少しずつ成長してきているんじゃないですかね。でも、個人的には完成した作品を観終わった後に「ちょっと怖いな」と思ったんですよ。自分で言うのも変なのですが、「こんなに怖く演じたかな?」って。台本を読んでお芝居した時には気付かなかったんですけどね。
新場面写真
新場面写真
(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
●黒ずくめの組織について――信頼と信用の話
――ジンとウォッカ、ベルモットとバーボンでタッグを組むことも多いと思いますが、それぞれの関係性や、黒ずくめの組織自体をどう思いますか?
堀:僕はね、ジンは誰も信じていないと思ってる。
小山:そうね、それは言えてる! 信頼関係一切なし!
堀:あとね、僕の中ではだけど、ジンはウォッカに対して最大の信頼をしているけど、信用はしていない。
立木:それは僕も感じています。
堀:だからウォッカと言えども何かしくじったら多分ジンは撃つでしょうね。ジンにとってはあの方もラムもどうでもよくて、唯一忠誠を誓っているのは「組織」だけだと思います。
小山:私も誰も信頼していないと思います。ベルは今までずっと必ず単独行動。誰とも一緒に動いていなかったんだけど、先日のTVアニメ(第1079話「黒ずくめの謀略(正体)」)ではみんなでキャメルを探し回るというシーンがあったんです。キャンティ、コルン、キールもいるんですけど、「ベルはいつも個人で動いているから、一緒に動いていて不思議な気持ちがしますね」って言われて納得しました。バーボンとも別にバディとは思っていないんです。全然誰の事も信じていないし、どちらかというと腹の探り合い。
古谷:それはあるね。お互いの秘密を握り合っているし。
小山:よく一緒に車に乗っているけど、お互いに探りあっている感じ。
堀:ベルモットがやっていることがばれたら、シェリーより先に殺されるよね。
小山:そうかも。裏切り者としてね。
古谷:でもベルモットは組織のトップと直接つながっているから手出しは出来ないんだよね。
小山:そんなところも面白いと思います。徒党を組んでいるように見えて、実はみんな信頼してないしバラバラの事を考えていますから。
――その中でジンに忠誠を誓っているのがウォッカですね。
(一同笑い)
立木:そうなんです、唯一ですよね。もうね、ジンへの愛ですよ。嫌われたらおしまいだって気持ちで演じています。
(一同笑い)
立木:殺されるよりなにより嫌われることが嫌なんじゃないかなと思っています。
堀:こっちはね、感じているよ。ウォッカの愛は本当に感じている。
(一同笑い)
――でも、いざとなったら……。
堀:ほら、それとこれとは別だから。
(一同笑い)
堀:だって好きだって言ってくれる女性を全部受け入れていたら大変じゃない。
立木:でも、例えばウォッカが女だとしたら……。
(一同爆笑)
堀:ウォッカが女だったら気持ち悪いよ!
立木:あ、気持ち悪いですか…そっか…。でもウォッカの中ではバディなんです。
堀:さっきも言った通り、ジンはウォッカのことを心から信頼はしているんだよ。任せられるとも思っているし、記憶力もいいしね。ただ、信用はしていない。
立木:はい、それはとても感じています(笑)。個人的には、ベルモットとバーボンの関係性が深すぎてつかみきれない感じがミステリアスで魅力的だなって思っています。
古谷:二人とも明らかにされていないことが多いからね。
――今回、ラムが登場したのはまた新しい展開だったと思いますが、それによって更に謎が深まりあの方が遠くなった気がします。そんなラムとやり取りをしているのが…。
古谷:バーボンですね! バーボンはラムと直接やり取りしていますから。ただ、声を変えられているのでまだ正体はわかっていないんです。
――古谷さん、今回も安室でもあり降谷でもありバーボンでもあり、トリプルフェイスとして大活躍でした。
古谷:でも、僕が思っていたほどじゃなかったので少し残念でしたけどね。
(一同笑い)
画像4(C)2023青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
●それぞれは考える“見どころ”は? 古谷徹「クライマックスはすごいことに」
――今作の見どころと、ファンの方たちへのメッセージをお願いします。
立木:今回の作品は、自分も黒ずくめの組織のメンバーとして、最終回ではないけれど集大成的な部分もあると思って演じました。この作品の舞台も、キャラクターたちが大活躍するべく与えられた舞台だと思っていますし、色々な魅力的なキャラクターが登場しますので、ぜひ堪能してほしいです。
堀:見どころが満載だよね。おそらく何回も観てくれるっていうのは、一回では観きれないってことだと思うし、観るに値する作品だと思います。最後までハラハラドキドキが続いているし、今までの25作をいい意味でリスペクトしながらも新しい作品になったと思うので、ぜひ楽しんでご覧ください。
小山:とにかくワンカットワンカット見逃さないでほしいし、一言一句聞き逃さないでほしいです。創意工夫されていて、最後までとても楽しめるようによくできている作品だと思います。多分一回だけではわからないところもあると思いますので、何回でも観てください。
古谷:台本を読んだときはアクションやスペクタクル部分がいつもの劇場版に比べたら少ないのかなと思っていたのですが、完成した作品を観たら全然違いました。結構早い段階から驚きの連続で、高揚感があって、クライマックスはすごいことになっていました。更に舞台が大海原! 背景の美しさや波や太陽の描写もすごいです。これは大きなスクリーンで何度でも観たいと思いました。黒ずくめの組織がメインで出てくるだけあって、がっつりコナン君たちと対決するのも見どころです。一回では絶対に全ては把握できないと思うので、何回も劇場で楽しんでほしいです。そして歴代の数字をしのぐ作品になれるよう、皆さんのお力を貸していただきたいですね。バーボンの魅力もぜひ満喫してください。

インタビュー全文は映画公式HP(https://www.conan-movie.jp/)に掲載。

フォトギャラリー


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

シネマ映画.comで今すぐ見る

凶悪

凶悪 NEW

死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。取材のため東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会した雑誌ジャーナリストの藤井は、須藤が死刑判決を受けた事件のほかに、3つの殺人に関与しており、そのすべてに「先生」と呼ばれる首謀者がいるという告白を受ける。須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くよう依頼。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井役を山田孝之、死刑囚・須藤をピエール瀧が演じ、「先生」役でリリー・フランキーが初の悪役に挑む。故・若松孝二監督に師事した白石和彌がメガホンをとった。

HOW TO HAVE SEX

HOW TO HAVE SEX NEW

ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。

愛のぬくもり

愛のぬくもり NEW

「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。

卍 リバース

卍 リバース NEW

文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。

痴人の愛 リバース

痴人の愛 リバース NEW

奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。

セルビアンフィルム 4Kリマスター完全版

セルビアンフィルム 4Kリマスター完全版 NEW

内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る

シネマ映画.comで今すぐ見る

他配信中作品を見る