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稲垣吾郎×新垣結衣「正欲」に磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香が出演! 場面写真も初披露

2023年5月1日 09:00

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朝井リョウのベストセラー小説を映画化
朝井リョウのベストセラー小説を映画化
(C)2021 朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会

磯村勇斗佐藤寛太、東野絢香が、稲垣吾郎新垣結衣が共演する「正欲」に出演することがわかった。あわせて登場人物を捉えた場面写真が披露された。

原作は、「桐島、部活やめるってよ」「何者」で知られる朝井リョウ氏が、作家生活10周年で書き上げた渾身作。第34回柴田錬三郎賞を受賞したベストセラー小説を、岸善幸監督のメガホンで映画化する。

画像2(C)2021 朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会

本作は、家庭環境、性的指向、容姿、様々に異なった“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写し、人が生きていくための推進力になるのは何なのかを炙り出していく衝撃的なストーリー。「あゝ、荒野」「前科者」の岸監督と脚本家の港岳彦が再タッグを組み、生きていくための原動力が「当たり前」とは違う形である人たちの人生を、大胆な演出表現で映像として浮かび上がらせる。稲垣が息子が不登校になった検事・寺井啓喜役、新垣が特殊性癖を持つことを隠して生きる桐生夏月役をそれぞれ演じる。

画像3(C)2021 朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会
画像4(C)2021 朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会

磯村が扮するのは、両親の事故死をきっかけに中学3年まで暮らしていた広島に戻ってきた佐々木佳道役。夏月(新垣)の中学時代の同級生で、ふたりは誰にも言えない秘密を共有している。佐藤は、大学生でダンスサークルに身を置き、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持ち、一見華やかな場所にいるように見えるにも関わらず、人との交流を避ける諸橋大也役で出演。NHK連続テレビ小説「おちょやん」で注目を浴びた東野は、本作が映画初出演。大也と同じ大学に通い、学祭実行委員として大也が所属するダンスサークルにイベント出演依頼をする神戸八重子を演じる。

画像5(C)2021 朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会

前科者」に続いて岸監督とタッグを組んだ磯村は、「自分の指向とは異なる人物を演じなければならなかったので、その感覚を体に馴染ませるのが難しかった」と振り返り、「クランクイン前や現場で監督と話し合い、丁寧に佐々木佳道に寄り添っていきました。難しい題材ではあるものの、今の時代に問う作品になっていると思います」とコメント。

一方、岸組に初参加した佐藤は、「こんな組に携われることはなかなか無いから、ここでできることは全部出しときたいな、この作品、この役に悔いを残したく無いな。と思いました」と全力で役に臨んだことを明かした。

正欲」は今秋、全国ロードショー。磯村、佐藤、東野のコメント全文は以下の通り。


今回の作品では、自分の指向とは異なる人物を演じなければならなかったので、その感覚を体に馴染ませるのが難しかったです。

ですが『前科者』でご一緒させていただいた岸監督とだったので、信頼しながら作り上げていきました。

クランクイン前や現場で監督と話し合い、丁寧に佐々木佳道に寄り添っていきました。難しい題材ではあるものの、今の時代に問う作品になっていると思います。


自分の身体の目に見えるところに傷をつけられたような、今後一生自分が向き合っていくことになるものだと気づかされた。というか知らされた、知らしめられたという感覚でした。

準備期間前に自分が当たり前だと思っていた価値観が崩れる不思議な体験でした。杭を一本一本打ちながら登っていく力強さを大也に感じたから、それは誰にでもあるものじゃないから、勇気をもらうじゃないけど、今までにない感じ方をした役柄でした。

岸監督の演出のなにがすごいって、遠回りをさせてくれる。簡単に答えを出さないから、遠回りして見た景色を現場の本番というゴールに来た時にもうひとつ昇華させてくれる、一緒に考えてくれる。

欲しい言葉をくれるというのもあるけど、絶えず考えさせてくれるし、信頼してくれてるのがすごく分かるから、気張るという意味ではなく、応えたいと思うし、この監督が創る作品のなかで、重要なピースでいたい。と気持ちよく思わせてくれる。

今回ご一緒させていただいて、ここに呼ばれるように自分を削っておきたいな、と思いました。どこかでまあこれでいいかと思わず、ずっと削っておきたいです。こんな組に携われることはなかなか無いから、ここでできることは全部出しときたいな、この作品、この役に悔いを残したく無いな。と思いました。

この映画観てくれたひとがみんな傷つけばいいのに、傷ついてハッとして人にやさしくなればいいのにって思います。


【東野絢香】

原作を読んだ時に感じた、喉の奥に広がる苦さが逃げないよう、丁寧に撮影を重ねて挑みました。

全てを愛する事は、難しいです。

ですが、あの日、カメラの前に立ったあの瞬間は、心からなにかを愛せたと思います。1秒1秒がスローモーションに感じたあの時間や空間を、私は生涯忘れません。

この作品が、誰かにとっても、そう記憶される映画になればと、万感の思いでいっぱいです。

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