実写「リトル・マーメイド」吹き替え声優に木村昴、浦嶋りんこ、海宝直人ら 豊原江理佳は歌声を披露
2023年5月1日 17:10

ディズニー実写映画「リトル・マーメイド」のプレミアム吹き替え版声優お披露目イベントが5月1日、都内で行われ、主人公アリエル役の吹替えを務める豊原江理佳、この日新たに発表された木村昴(セバスチャン役)、浦嶋りんこ(アースラ役)、海宝直人(エリック役)、野地祐翔(フランダー役)、高乃麗(スカットル役)、大塚明夫(トリトン役)が出席した。

本作は、アンデルセン童話を原作とする1989年製作の名作ディズニーアニメを、「シカゴ」の名匠ロブ・マーシャル監督が実写映画化。人魚アリエルが嵐に巻き込まれたエリック王子を救ったことから、人間界への憧れを抑えきれず、自身の美しい歌声を差し出す代わりに、3日間だけ人間の姿になれるという取引をしてしまう。

「美女と野獣」、「ホール・ニュー・ワールド」のオーケストラ演奏のなか登場した豊原は「リトル・マーメイド」の名曲「パート・オブ・ユア・ワールド」を声量ある歌声で披露し、客席を魅了する。歌唱後、やや緊張した面持ちで観客の前に現れると「皆さんの前で初披露だったこともありドキドキでしたが、いまの思いがしっかりと伝わったらいいなと思って歌わせていただきました」と最後は笑顔を見せる。


この日は豊原以外にも日本語吹替えキャストが発表された。アリエルの父親で海の王トリトン役を演じた大塚は「ずいぶん長いことこの仕事をやってきましたが、ディズニーさんでこれだけの作品に出していただけるのは、たぶん初めて。非常に緊張しております」と挨拶。劇中、トリトンは威厳ある父親を演じるが「アリエルを叱るシーンがありますが、その気持ちの後ろにはアリエルのことが心配でたまらないという愛が見えれば……」と自身の演技について語っていた。
大塚演じるトリトンに仕える執事長セバスチャンの声を担当した木村も、ディズニー作品への出演にはテンションが上がっているようで「早く発表できる日が来ないかと心待ちにしていた」と語ると、劇中でセバスチャンが歌う「アンダー・ザ・シー」について「皆様の馴染み深い曲だと思いますが、今回は初めて聴く曲だなと思っていただけるように、新鮮さを意識して歌いました。海の世界の素晴らしさが伝わるかと思います」と自信をのぞかせていた。

また、ずるがしこく執念深い海の魔女・アースラ役の浦嶋は「ディズニーのヴィランのなかでも、まれにみる強欲さを持つ魔女。でも愛おしさもあるので、ぜひ注目してほしいです」と語る。アリエルが思いを寄せるエリック王子を演じた海宝は、実写版で新たに加わった3曲の新曲のうちの1曲を歌っているといい、「エリックが歌う新曲は、エリックがどういう思いで、なぜ海に憧れ、自由を求め、そしてアリエルを求めて行くのか……そこがすごくダイナミックに伝わる曲になっています」とファンの期待をあおっていた。
一人でアフレコを行っていたという豊原は、豪華声優陣と対面し「すごく嬉しい」と目を輝かせると「ひとりひとりのキャラクターの心情を繊細に描いている作品。なにより(音楽を担当した)アラン・メンケンの音楽の喜びにあふれた映画になっています。ぜひ劇場でご覧ください」と力強く作品をアピールしていた。
「リトル・マーメイド」は6月9日から公開。
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