新田真剣佑、ハリウッド版「聖闘士星矢」引っさげ凱旋! 「日本の映画界にとっても本当に大きな第一歩」
2023年4月18日 21:57

新田真剣佑が4月18日、都内で行われた主演作「聖闘士星矢 The Beginning」のジャパンプレミアに出席した。星矢役でハリウッド映画に初主演した本作を引っさげ、豪華共演者を引き連れての“凱旋”を果たし、「頑張ったかいがあった。日本の映画界にとっても本当に大きな第一歩だと思うし、すごいと言ってもらえる作品になった」と誇らしげだった。
ファンの大歓声を受けた新田は、「本当に早く見ていただきたかったので、こういう機会は幸せですし、うれしいです」と喜び爆発。「プレッシャーで、押しつぶされそうになることもあった」と明かし、「逃げられる状況ではないので、いろんな現場で学んだことをすべて出し切って、いい芝居ができればと思いながら、挑戦しました」と振り返った。アクションにも果敢に挑戦し、鍛え上げた肉体美も披露。「上半身裸のシーンもありますし(笑)、世界中の皆さんに見られて、恥ずかしくない肉体に仕上げたつもり」と胸を張った。

ペガサスの聖闘士“聖闘士星矢”の戦いを描いた大ヒット漫画「聖闘士星矢」を映像化。ジャパンプレミアには新田をはじめ、ショーン・ビーン(伝説の秘密を知る謎の男・アルマン・キド役)、ファムケ・ヤンセン(アテナの命を狙うヴァンダー・グラード役)、マディソン・アイズマン(知恵と戦いの女神アテナの生まれ変わりであるシエナ役)、ディエゴ・ティノコ(謎の男・ネロ役)、マーク・ダカスコス(最強の執事・マイロック役)、トメック・バギンスキー監督が集結。さらにサプライズで、原作者の車田正美氏も来場。コメントなどはなかったが、ステージ上で出演者らを歓迎していた。

ビーンは「ロード・オブ・ザ・リング」以来、実に21年ぶりの来日で「とても温かい歓迎をしてくださり、とてもうれしい。特別な映画に仕上がったので、皆さんがそれぞれ楽しめる見せ場がある」とアピール。ヤンセンの来日は「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」以来17年ぶりとなり、「原作が誕生した国に来ることができてうれしい。とても誇りに思える作品で、絶対に日本の皆さんにも楽しんでもらえる」とこちらも自信をみなぎらせた。

初来日のアイズマンは「長年愛されるキャラクターで、その分プレッシャーも感じた。役どころや演じ方を周りと相談しながら、ヘアスタイルにもこだわった」と役作りを回想。ティノコは「この映画は、ハリウッドにとって大きな転換点になる」と断言した。ダカスコスが演じるマイロックは、原作キャラクターの辰巳徳丸をアレンジしており、「ご存じの通り、彼は悩みや暗い過去があるが、自分なりに道を切り開く、忠誠心と愛にあふれた人物なんだ」と熱弁していた。

製作総指揮・演出を手がけたNetflixドラマ「ウィッチャー」で世界的に評価された俊英のバギンスキー監督は、「生まれ育ったポーランドで、『聖闘士星矢』のテレビを見ていた自分に、いつか東京でこの作品を自分が紹介するんだと言われても、きっと信じないはず」としみじみ。「これが出発点……、何かの“ビギニング”になれば。いろんなアイデアがあり、プランを練っているので、この冒険が続けばいいなと思っている」とシリーズ化に意欲を燃やしていた。
ジャパンプレミアには日本版吹き替え声優を務める磯部勉(キド役)、井上喜久子(グラード役)、潘めぐみ(シエナ役)、咲野俊介(マイロック役)、浪川大輔(ネロ役)も駆けつけ、映画の完成をお祝い。「聖闘士星矢 The Beginning」は、4月28日に全国公開される。
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