シュレイダー×スコセッシが再タッグ!「カード・カウンター」日本版予告&場面写真披露 主演はオスカー・アイザック
2023年4月14日 16:00
「タクシードライバー」や「レイジング・ブル」などでタッグを組んだポール・シュレイダーが監督・脚本、マーティン・スコセッシが製作総指揮を手掛ける「カード・カウンター」の日本版予告編と新たな場面写真6点が披露された。
本作は、消すことのできない過去の罪への償いと、いまだ罰されぬ悪人への怒りに引き裂かれるギャンブラーの“復讐と贖罪”を描いた傑作スリラー。「タクシードライバー」のシュレイダーとスコセッシが再び手を組み、矛盾と怒りに満ちた現代社会を描き出す。本作は、第78回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、多くの批評家が2021年のベストリストに選出した。ミステリアスな主人公をアイザックが色気たっぷりに演じ、ティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォーが脇を固める。
ウィリアム・テル(アイザック)は、米国軍刑務所で10年間服役し、独学で「カード・カウンティング」と呼ばれるカードゲームの勝率を上げる裏技を学ぶ。「小さく賭けて小さく勝つ」がモットーの彼は、目立たず、匿名でいることを好む風変わりなギャンブラーだった。ある日、ウィリアムはギャンブル・ブローカーのラ・リンダ(ハディッシュ)と出会い、ポーカーの世界大会への参加を持ちかけられる。
映像は、モーテルの家具を全て白い布で覆うウィリアムの奇妙な日常で幕を開ける。彼は収監されている間に習得したカード・カウンティングの技術を駆使し、ギャンブラーとしてカジノを渡り歩いていたが、出所後も過去に冒した罪に囚われ、禁欲的な生活を自身に課していた。ある日、カーク(シェリダン)という若者と出会ったウィリアムは、かつて自分に“消えない罪”を背負わせたジョン・ゴード(デフォー)への復讐を持ち掛けられる。映像では、華やかだが、どこか物寂しさを感じさせるカジノの景色に加えて、ウィリアムの忌々しい過去がモノクロの映像で差し込まれていく。無表情で拷問を行う姿をはじめ、狂気を感じさせるアイザックの演技に注目だ。
「カード・カウンター」は、6月16日からヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国順次公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー