「クリード 過去の逆襲」キャストが語る、監督&主演マイケル・B・ジョーダンの“すごさ”
2023年4月13日 12:00
「ロッキー」シリーズの新章としてスタートしたボクシング映画の第3弾「クリード 過去の逆襲」の特別映像が披露された。本作で主演のほか長編初監督に挑戦したマイケル・B・ジョーダンの“すごさ”を、キャストたちが語っている。
シルベスター・スタローンが主演を務めるボクシング映画「ロッキー」のDNAを継承した「クリード」シリーズ。本作ではロッキーの魂を引き継いだチャンプ、アドニス・クリード(ジョーダン)の前に、刑務所生活を強いられていた幼なじみデイム(ジョナサン・メジャース)が現れる。実は、クリードには家族同然の仲間を宿敵に変える“誰にも言えない過ち”があったのだ。
全米公開後、「ロッキー」&「クリード」サーガ史上最高の興行収入記録を更新し、米批評サイト「Rotten Tomatoes」の観客スコアは96%を記録している (4月10日現在)。
特別映像では、ジョーダンが「長年アドニス・クリードの役作りに取り組んできた。ともに歩んできたからクリードの家族のストーリーを明確に思い描いていた」と語る。「アクション」の掛け声に続いて、「クリード」第1作からアドニスの妻を演じているテッサ・トンプソンが「マイケルは素晴らしい監督だった。彼には人をまとめる力がある」と、監督としての手腕を讃える。
ジョーダンは「ノウハウを授けてくれる監督たちがいた。デンゼル・ワシントン、スティーブン・ケイプル・Jr.、ライアン・クーグラーなど経験豊富な監督ばかりだ」と監督たちに感謝する。特別映像内では語られていないが、名前を挙げた監督たちに加え、ジョーダンは「NARUTO ナルト」「はじめの一歩」「ドラゴンボールZ」など日本アニメやマンガからも大きな影響を受けたと公言している。
聴覚障害をもつ娘を演じたミラ・デイビス・ケントは、手話で「マイケルのおかげで居心地がよかったです」と微笑む。幼なじみにして最強の宿敵デイムを演じたジョナサン・メジャースは「マイケルとの会話は、僕の俳優人生を変えた。彼との仕事は普段以上の力が発揮できた。ファミリーのようだった」と、強い絆が生まれたと明かし、2人の貴重なオフショットも収められている。
あわせて、ジョーダン演じるクリードの3つの表情をとらえた場面写真も披露された。
「クリード 過去の逆襲」は、5月26日から公開。