岡田将生×清原果耶による“時差”ラブストーリー「1秒先の彼」初映像の特報公開
2023年4月11日 08:00
台湾アカデミー賞最多受賞作「1秒先の彼女」は、何をするにも人よりワンテンポ早い彼女と遅い彼の、消えた“1日”を巡るラブストーリー。日本版リメイクでは、監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグ。舞台を京都に移し、男女のキャラクター設定を反転させている。何をするにも“ワンテンポ早い”彼・ハジメを岡田、何をするにも“ワンテンポ遅い”彼女・レイカを清原が演じ、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉らが共演。また、2月に亡くなった笑福亭笑瓶さんが、ハジメが聴いているラジオ番組のDJとして、飾らない人柄そのままに本人役で出演している。
郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかくワンテンポ早い。いつも相手から告白されるのに「イケメンなのになんか残念」と言われては必ずフラれてしまうのだ。ある日街中で路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれ、たちまち恋に落ちるハジメ。必死のアプローチで花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”が消えてしまった!? 消えた“1日”の手がかりとなるのは、毎日郵便局にやってくるワンテンポ遅いレイカのようだ。
ティザービジュアルは、「タイミングなんていつも合わない」というコピーとともに、郵便配達のバイクに乗ったハジメとカメラを抱えるレイカの姿が活写。ハジメは「残念なイケメン」と言われてばかりの郵便局員。レイカは留年し続けて現在大学7回生のカメラ女子だ。ふたりの背後の異なる時計盤が、彼らの“時差(タイムラグ)”を感じさせるビジュアルとなっている。
初映像となる特報では、ハジメとレイカのテンポの違いをユーモアと可愛さたっぷりに表現。何をするにも人より1秒早いハジメは、目覚まし時計のアラームよりも1秒早く起き、徒競走ではピストルが鳴る前にスタート。写真を撮ると必ず目をつむってしまい、目を見開いて記念写真を撮れたことはない。反対に1秒遅いレイカは、バスの降車ボタンを押しそびれ、ピストルが鳴ってから1秒遅くスタート。動いているものを撮るのはどうも苦手だ。
ある日、そんなハジメの“大切な1日”が消えてしまう……。失くした1日を探して見つけたものとは? そしてふたりに訪れた“誰も見たことのない奇跡”とは? 「五重塔」や「天橋立」などの美しい風景が差し込まれ、京都という舞台が生かされた設定やストーリーに期待がかかる内容となっている。
「1秒先の彼」は、7月7日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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