齋藤飛鳥の「独特な雰囲気がまさにぴったり」 「サイド バイ サイド 隣にいる人」謎多き元恋人を写した場面写真
2023年4月6日 17:00

坂口健太郎の主演映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」に出演する、齋藤飛鳥を写した場面写真2点がお披露目された。齋藤は、不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年・未山(坂口)の秘密の鍵を握る、謎多き元恋人・莉子役。伊藤ちひろ監督(「ひとりぼっちじゃない」)は齋藤の魅力を、「独特な雰囲気がまさにぴったりでした」と絶賛している。
「サイド バイ サイド=隣同士で/一緒に」という題名を冠した本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。伊藤監督がオリジナル脚本を書き下ろし、「世界の中心で、愛をさけぶ」などでタッグを組んできた行定勲が企画・プロデュースを担う。美術・装飾スタッフ出身である伊藤監督の感性が光る、詩的な映像世界が描かれる。坂口と齋藤のほか、市川実日子、浅香航大、磯村アメリ、茅島成美、不破万作、津田寛治、井口理(「King Gnu」)が顔をそろえた。
目の前に存在しない“誰かの思い”が見える青年・未山は、その不思議な力で、身体の不調に悩む人や、トラウマを抱えた人を癒やしていた。彼は周囲と寄り添いながら、恋人の詩織(市川)とその娘・美々(磯村)と静かに暮らしている。そんなある日、未山は自らの“隣”に、謎の男(浅香)の姿を見る。これまで体感してきたものとは異質なその思いをたどり、遠く離れた東京に行きついた未山。その男は、未山に対して抱えていた特別な感情を明かし、さらには未山と元恋人・莉子との間に起きたある事件の顛末を語る。未山は彼を介し、その事件以来一度も会うことがなかった莉子と再会し、自らが置き去りにしてきた過去と向き合うことになる。

場面写真の緑豊かな森のなかで草木に触れ、穏やかな表情を浮かべる莉子の姿からは、彼女の純真さ、透明感が感じられる。対照的に、もう1枚の写真には、薄暗い部屋で何かをじっと見つめ、放心状態の姿が切り取られている。
「あの頃、君を追いかけた」「映像研には手を出すな!」などで知られる齋藤は本作で、「乃木坂46」卒業発表後初の映画出演を果たした。キャスティングにあたり伊藤監督は、「無防備にただ佇んでいても雰囲気のある人」という条件で莉子役を探していたところ、齋藤が思い浮かんだという。実際に齋藤とタッグを組み、伊藤監督は「すごく器用だし、理解力もあるし、とても頭のいい人で、そして人としてすごく面白い方。莉子だけ時が止まっているようにも見せたかったので、きっとこの人はずっとこのままなんだろうなと感じさせてくれる齋藤さんの独特な雰囲気がまさにぴったりでした」と明かしている。
「サイド バイ サイド 隣にいる人」は、4月14日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。
(C)2023「サイド バイ サイド」製作委員会
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス