角界ぶっ壊す! 問題児力士が大暴れする「サンクチュアリ 聖域」予告&キーアート&場面写真
2023年3月29日 08:00
一ノ瀬ワタルが主演を務め、崖っぷちに追いやられた若者が、力士へと上りつめていくさまを描くNetflixシリーズ「サンクチュアリ 聖域」の予告編(http://youtu.be/CNRM54hhFAM)、ティザーキーアート、場面写真が一挙お披露目。映像では、「角界ぶっ壊す!」と豪語するヤンキー力士・猿桜(一ノ瀬)の問題児ぶりが炸裂している。
本作は、借金・暴力・家庭崩壊……と人生崖っぷちで荒くれ者の主人公・小瀬清が、若手力士・猿桜として大相撲界でのし上がる姿を、痛快かつ骨太に描く人間ドラマ。猿桜を筆頭に、相撲を愛するも体格に恵まれない清水(染谷将太)、花形部署から相撲番に左遷された新聞記者・国嶋飛鳥(忽那汐里)ら、どん底でもがく若者たちの熱き“番狂わせ”を映し出す。
世界的な知名度を誇り、1500年以上にわたり日本の伝統文化として、また神事として、神秘のベールに包まれている大相撲。その戦いが行われる土俵は、まさに“サンクチュアリ”(聖域)だ。才能と体格を猿将親方(ピエール瀧)に見初められ、カネのためだけに入門した、大相撲に一切興味がない力士・猿桜こと小瀬清。やる気もなく稽古もサボり気味、先輩には盾突きまくり……と、手がつけられないクズぶりを発揮していたが、徐々に大相撲にのめり込んでいく。
予告編では、無謀にも「角界ぶっ壊す!」と宣言し中指を突きつける、破天荒過ぎる猿桜を活写。先輩力士から「四股踏め」とアドバイスされるも、「せんでも勝てるわ、ボケ!」と悪態をつき、土俵の上では相手にガンを飛ばし、夜はクラブで女性に囲まれながら、札束を手に騒ぎまくる。しかし、周囲の予想を裏切り、型破りな戦い方で快進撃を見せる。
ティザーキーアートでは、自分の才能に自信を持ち、次第に大相撲に熱中していく猿桜が土俵に降臨。場面写真には、猿桜をはじめ、力士としての芽が出ないことに悩む清水、世渡り下手で周囲から認めてもらえない国嶋らの姿が切り取られている。生きづらさを抱えた若者たちの人生の大逆転に、期待が高まる。
「ガチ星」「ザ・ファブル」で知られる江口カン監督が、息遣いさえ伝わるリアリティ溢れるアクションシーンを高い熱量で作り上げた。「挑戦から始まり、挑戦だらけで、最後まで挑戦だった」と、苦労を振り返る江口監督。さらに、「本作は当初“大相撲の世界の白い巨塔”というテーマだった」と打ち明け、「撮影が進む中でキャストたちが文字通り体当たりで肉体改造や稽古に励み、また演技においても懸命に取り組み、その過程でリアルな涙や、怒り、そして成長が起こっていくことを目撃している内に“白い巨塔”というテーマの上に、純粋な向き合いや、熱が熱を集めて大きな熱になっていく様子を描きたいと強く思うようになった」と解説した。
「サンクチュアリ 聖域」は、5月4日からNetflixで世界独占配信。
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