【グローグーの成長ハンパない!】「マンダロリアン」シーズン3の前半4話、あらすじ・注目点をご紹介
2023年3月29日 16:00
「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」のその後を舞台に、孤高の賞金稼ぎ・マンドー(マンダロリアン/ディン・ジャリン/演:ペドロ・パスカル)と、フォースの力を持つ神秘の子ども・グローグーの冒険と試練を描いたドラマシリーズ「マンダロリアン」シーズン3が配信中だ。
現在、ちょうど折り返し地点となる第4話まで配信されており、目が離せない怒涛の展開に加え、これまで謎に包まれていた真相の糸口や、シーズン3だからこそ可能な斬新な切り口も楽しめる、まさに「スター・ウォーズ」ファン垂涎のエピソードが紡がれている。そこで本記事では、シーズン3を見る前に知っておきたいこと、そしてシーズン3の第1話~第4話のあらすじと注目点をピックアップし、ご紹介。シーズン3では、グローグーの成長がハンパないのです!
帝国軍の残党にさらわれたグローグーを救出する作戦中、やむを得ない理由で、戦闘民族マンダロリアンの教義を破り、人前でヘルメットを脱いでしまったマンドー。彼は、マンダロリアンのアーマー職人であるアーマラー(エミリー・スワロー)から、「もはやマンダロリアンではない」と宣告される。一方、無事に救出されたグローグーは、“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)に託され、修行を始めるが、他者への愛着を禁じるジェダイの道を捨て、再びマンドーとの冒険に身を投じることに。
シーズン3の大きなカギを握るひとりが、かつてマンダロリアンの故郷・マンダロアを治めていたボ=カターン・クライズ(ケイティー・サッコフ)。伝説のダークセーバーを取り戻し、統治者に返り咲こうと目論んでいたが、モフ・ギデオン(ジャンカルロ・エスポジート)との激闘でダークセーバーを手に入れたのは、マンドーだった。マンドーは、そのままダークセーバーを手渡そうとするも、ボ=カターンはそれを拒否。決闘で勝ち取った者こそが、ダークセーバーの正統な所有者であるという教義に従い、その資格はいまやマンドーにあった。目論見が外れたボ=カターンの次なる一手は?
新たな冒険を前に、まず解決したいのが、教義を破ったマンドーの“償い”だ。マンダロアにある鉱山の下の泉に入れば、償いは果たされるはずだが、アーマラーは「帝国軍の大粛清で故郷は破壊され、地表も汚染されているので、泉には行けない」と言い放つ。それでも、贖罪に希望を託すマンドーは、泉の位置を知ろうと、かつてマンダロアを統治していたボ=カターンを訪ねる。ダークセーバー奪還に失敗したせいで、部下に見限られた彼女だったが、マンドーには「官庁街の地下に泉がある」と情報を与える形で手助けをする。
シーズン3でも、グローグーのかわいさは健在。以前に比べて、自分で歩くシーンが増えており、その速度も上がっていることから、すくすく成長していることがうかがえる。また、惑星ネヴァロでは、自分よりも体が小さなドロイド職人たちと出会い、大喜び。彼らは「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」にも登場したバブ・フリックと同じ種族にあたるので、見覚えがあるのでは? マンドーが宇宙航海について、グローグーにあれこれレクチャーする様子からも、ふたりの絆はますます深まっていることが確認できる。
惑星タトゥイーンに立ち寄り、大気汚染を調べるためのドロイドR5-D4を調達し、ついにマンダロアに降り立ったマンドーとグローグー。分析の結果、マンダロアの大気は汚染されておらず、マンドーはグローグーとともに、官庁街の跡地を探索するが、そこで機械仕掛けの謎のクリーチャーに捕らわれる。ピンチを救ったのは、グローグー。修行の成果なのか、フォースを駆使し、アラマイトと呼ばれる怪物を蹴散らすだけでなく、N-1スターファイターに乗り込むと、R5-D4に指示を出し、ボ=カターンに助けを求めるという大活躍を見せる。
ボ=カターンによって救出されたマンドーは、彼女の案内でついに泉に到着。“償い”を果たすため、ダイブするが、あまりの深さに沈み込んでしまった。水底で意識を失ったマンドーを救助したボ=カターンは、水中で巨大な生物の存在を目視。その姿は、マンダロアの歴史を語る上で欠かせない伝説上の生物ミソソーを連想させた。頭蓋骨がマンダロリアンのシンボルにもなっているミソソーは、「マンダロアの新時代を告げる」と予言されている……。確かに、泉はかつてミソソーの巣だと言われていたが、もし、いまもミソソーが存在しているとしたら?
本エピソードは、シーズン1でグローグーの血液を採取し、とある実験に取り組む姿が描かれた科学者のドクター・パーシング(オミッド・アブタヒ)にスポットを当てた異色回。かつて帝国軍の残党であるモフ・ギデオンの下で働いていたが、現在は新共和国の主要惑星であるコルサントで“恩赦組”として、帝国軍の遺産をデータベース化するという専門外の仕事に従事していた。しかし、本心では、それまで推し進めていたクローン研究を続けたいと願っていた(その研究は、新共和国の規則によって禁止されてしまう)。
そんなある日、パーシングは、かつてギデオンに仕えていた通信士官イライア・ケイン(ケイティ・オブライアン)に声をかけられ、廃棄されたスター・デストロイヤーに残された研究用の器材を奪おうと誘われる。規則を破り、退屈だが平穏な日常を捨てるリスクと、自らの能力を発揮し、社会貢献ができる研究の再開。パーシングはその狭間で葛藤するが、ケインの説得も後押しとなり、最終的に計画に乗ることに。しかし、それはケインが仕掛けた罠だった。果たして、その目的は? 作中ではギデオンの生存も示唆されており、新たな波乱を予感させた。
泉に入水したことが証明され、晴れて再びマンダロリアンの一員だと認められたマンドー。彼を救助し、泉の水を浴びたことで、ボ=カターンもまた、彼らの拠点で過ごすことが許された。グローグーは、修行中の子どものマンダロリアンと“対決”し、見事勝利をおさめ、ますます成長を遂げているようだ。そんな折、翼竜のような巨大生物に、マンダロリアンの少年がさらわれてしまった。本エピソードは、マンドーと仲間たちが繰り広げる救出劇が主軸となった。
同時に本エピソードは、これまで失われていたとされていたグローグーの記憶の断片が、より鮮明になる重要回でもあった。やはり、グローグーは「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」で描かれた帝国軍のジェダイ虐殺指令“オーダー66”の生き残りだったのだ(だから、グローグーの外見や様子は、さらに幼く見える)。惨劇の舞台となったジェダイ聖堂からグローグーを救ったのが、ジェダイマスターのカレラン・ベク。演じるのは「スター・ウォーズ」プリクエルのジャー・ジャー・ビンクス役で知られるアーメッド・ベストで、ファンにとっては嬉しい“顔出し出演”のサプライズだった。
「マンダロリアン」シーズン3は、ディズニープラスで配信中。毎週水曜日、新エピソードが配信される。
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