横浜流星×藤井道人監督「ヴィレッジ」スペシャル映像公開 映画完成までの700日を紡ぐ特別企画・第1弾
2023年3月23日 16:00
俳優の横浜流星と藤井道人監督が6度目のタッグを組んだ映画「ヴィレッジ」のスペシャル映像(https://youtu.be/TbyrBZvFjdM)が披露された。映像では、横浜と藤井監督がお互いの出会いから、本作が完成するまでの軌跡を語っている。
本作は、「村」という閉ざされた世界を舞台に、そこで生きる人々のきれいごとだけでは生きていけないリアルな姿を圧倒的な映像美と世界観で描くサスペンス・エンタテインメント。同調圧力、格差社会、貧困、道を誤ったら這い上がることが困難な社会構造の歪みといった、現代日本が抱える闇をあぶり出す。
藤井監督と故河村光庸プロデューサーの遺志を受け継いだスタジオ・スターサンズの製作チームが結集。横浜が主人公の優を演じ、どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年が、自分とこの世界をつなぐ唯一の希望を守るためダークサイドに転じる姿をリアルに体現し、“今までに観たことない横浜流星”として新境地を開いた。共演には黒木華、古田新太、中村獅童らが顔を揃える。
映像は、「700日のヴィレッジ」と銘打たれたスペシャル映像コンテンツの第1弾。映画公開まで複数回にわたって公式YouTubeで連載され、本作が遺作の1つとなった河村プロデューサーの想いに迫る「SHINE」「DARKNESS」「INSPIRE」などテーマに沿った製作秘話に関するインタビューを公開していく。
第1弾の「SOUL」では、横浜と藤井監督が出会った当時を振り返りながら、それぞれの印象や現場での様子、そしてオリジナル脚本で作り上げた物語の監督と主演俳優として現場に立った熱い思いを明かす。「全員、片想い」の打ち上げが初対面だったという2人だが、横浜は「『青の帰り道』という映画のオーディションがあったので、参加させていただいて。ご一緒できた、という感じです」と振り返る。
藤井監督は横浜を“アスリート”と評し、一方の横浜も藤井監督を“義理堅い人”とそれぞれの印象を語り、続けて本作のメイキングシーンが映し出されていく。監督、俳優としてお互いにまだ駆け出しだった頃からの付き合いで、互いに切磋琢磨しながらここまで上り詰めてきた2人が並んで立ち、ディスカッションを交わしながら撮影に臨む姿は、まさに“戦友”と呼ぶに相応しい信頼を感じさせる。
横浜は「脚本を監督が何度も練り直して、自分も意見を言わせてもらったりして。本当に愛を感じましたし、すごく気合が入りました」と語り、撮影前にはスタッフが行うロケハンにも帯同し、製作準備段階から作品づくりに参加していたという。映像には、藤井監督が自身のスマホで撮影したロケハン中の横浜の姿も収められ、自然体な雰囲気で現場に馴染む横浜の姿を見ることができる。
藤井監督は「(横浜は)武士みたいなものですよね」と語り、「俳優が頑張る姿を見てスタッフも頑張るというのがすごい理想だと思うんです。(横浜に対し)あれだけ優が頑張っているんだから頑張ろう!という感じにさせてくれるストイックさがある」と称える。横浜も「挑戦的で今までみたことのない作品になった」と手ごたえを明かしており、「渾身の一作になったと感じるので、すごく楽しみです」と語っている。
「ヴィレッジ」は、4月21日から全国公開。
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