「グラディエーター」続編、デンゼル・ワシントンが出演交渉中
2023年3月22日 11:00
名匠リドリー・スコット監督による傑作歴史スペクタクル「グラディエーター」(2000)の続編で、オスカー俳優デンゼル・ワシントンが出演交渉の最終段階に入っていることが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
「グラディエーター」は、古代ローマを舞台に復しゅうに燃える剣闘士の壮絶な闘いを描き、世界的な大ヒットを記録したのに加えて、第73回アカデミー賞では作品賞を含む主要5部門を制し、主演男優賞に輝いたラッセル・クロウを一躍スターダムへと押し上げた。
続編では、ルシラ(コニー・ニールセン)の息子で、ホアキン・フェニックスが演じた王子コモドゥスの甥にあたるリキウス・ウェルスを主人公に、前作から幾年もの歳月が過ぎ、立派な大人へと成長したリキウスによる新たな冒険と葛藤が描かれる模様で、「ゲティ家の身代金」でスコット監督とタッグを組んだデビッド・スカルパが脚本を執筆。スコット監督がメガホンをとるほか、前作で衣装と美術をそれぞれ担当したジャンティ・イェーツとアーサー・マックスが続投する。
関係者の話では、「aftersun アフターサン」で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たし、目下注目を集めているアイルランド出身の若手俳優ポール・メスカルが主演に決まってすぐ、製作・配給を手がける米パラマウント・ピクチャーズのブライアン・ロビンスCEOと共同社長のダリア・キルセクは、メスカルがまだ比較的名が通っていない存在であることから、もうひとりの主演にビッグスターを要求。そこでスコット監督は、16年前に「アメリカン・ギャンスター」でタッグを組んだワシントンを推薦し、オファーを投げかけたという。出演作を慎重に吟味することで知られるワシントンだが、脚本を読み、スコット監督が彼をイメージして“当て書き”したというオイシイ役柄に惚れ込んだことで、一気に話が進んだようだ。
ジョエル・コーエンの初単独監督作「マクベス」で再びアカデミー主演男優賞にノミネートされたワシントンは現在、ヒットシリーズの第3弾「イコライザー3(原題)」の撮影に入っている。
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