池松壮亮、長い旅の終着点「シン・仮面ライダー」公開に感慨「最初の目撃者に感謝」
2023年3月17日 20:17

庵野秀明監督・脚本の「シン・仮面ライダー」が3月17日、封切られた。全国339スクリーンで午後6時に一斉スタートの最速公開。主演の池松壮亮をはじめ浜辺美波、柄本佑、西野七瀬、手塚とおる、塚本晋也が東京・新宿バルト9で上映前に舞台挨拶を行い、すべての劇場で生中継された。
本郷猛/仮面ライダーの池松は、10日ほど前に完成した作品を見たばかりで「普段はでき上がってから半年くらい時間があり、その間にそしゃくするのですが、今回はでき立てホヤホヤ。最初の目撃者になってくれた皆さんに感謝します」と感慨深げ。その上で「庵野監督の作品だから一筋縄ではいかない。とにかく堪能して」と語った。

1971年放送の「仮面ライダー」の50周年記念作品としてリブート。「ターゲットのある映画ではなく、誰もがアクセスできる仕上がり。大きな事件性のあるプロジェクトで、苦しんだり楽しんだり、長い旅だった。改めて今日を迎えられたことをうれしく思う」としみじみ振り返った。

ヒロインの緑川ルリ子役の浜辺は、「試写を見た後にたかぶりがあって、今日が最高の日になりそうというワクワクがある」と満開の笑顔。一文字隼人/仮面ライダー第2号に扮した柄本も、「見たたかぶりのままここに来ている。明らかに心をかき乱してくれる作品ではある」と自信のほどをうかがわせた。


18日からは478スクリーンに拡大され、池松、浜辺、柄本、西野の4人は19日との2日間で別々に舞台挨拶の全国行脚を敢行。故郷の福岡など九州を回る池松は、「凱旋できたよって言ってきます」と照れ笑い。浜辺も古里の石川から首都圏に戻る行程で、「キャンペーンがすごく減っていたので、恩返しの気持ちもあって、楽しもうと自分でもワクワクしています」と期待した。
柄本は北海道・函館から東北を南下する最も長い移動距離となり、「おいしいものばかりと聞いているので、2キロくらい太ってこようと思っています」と画策。西野は地元の神戸ほか近畿と名古屋の担当で、「1人での舞台挨拶は初めてなのでちょっと不安だけれど、盛り上げられるようにしたい」と意欲を見せた。
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