森七菜、大好きだった原作漫画主人公のオファーに「夢が叶った瞬間ってあるんだな」
2023年3月15日 14:00

オジロマコトの人気コミックを実写映画化した「君は放課後インソムニア」の完成報告イベントが3月15日、都内で開催され、主演を務める森七菜と奥平大兼、池田千尋監督が出席。原作の大ファンだった森は「夢が叶った瞬間ってあるんだなと感動しました」と語った。

本作は、石川県七尾市を舞台に、不眠症に陥ってしまった高校1年生の中見丸太(奥平)が、学校で使用されていない天文台で、同じく不眠に悩まされるクラスメイトの曲伊咲(森)と遭遇し、休部となってしまっている天文部を復活させようと奮闘する姿が描かれる。
オファーを受ける前から原作が大好きだったという森は「驚きました」と笑うと「決して簡単ではなかったですが、夢が叶った瞬間ってあるんだなと感動しました」と当時の心境を語る。原作の魅力について「どこかで本当にあった話を、誰かがのぞき見して描いているのかと思うぐらい飾らない伊咲と丸太がいい」と紹介し、「私はそこまで楽しんだ学生時代ではなかったので、二人が代わりに楽しんでくれているようで感情移入できます」と説明。

奥平は本作が映画初主演となり、「特に主演だからといって、今までより頑張るぞ、みたいな気持ちではなく、いままで通りにしっかり向き合おうと思っていました」と述べると、「でも原作がある作品の経験がこれまであまりなかったので、どういう準備が必要なのかというのは考えました。あとは主演でお芝居をする時間が長いので、楽しみだなという気持ちでした」と撮影に入る前の心境を振り返る。
石川県七尾市を中心に、石川県内で行われたロケ。池田監督は、出演者に“作品の世界観”を体験してもらうため、ロケーション巡りをしたという。さまざまなことを吸収して役を生きた森や奥平に対して、池田監督は「簡単な言葉になってしまいますが、二人とも天才だなと。私が『こういう風にしてみようか』と言うと、必ず『やってみます』と言う。今をしっかりと生きようとする。若い二人ですが、彼らの信じるもの、見つけたものについていこうと思えた。とても楽しい時間でした」と賞賛の言葉を送る。

森は「めちゃくちゃ安心しました。天才って言葉に浸っています」と満面の笑みを浮かべると「我ながら原作に似ているかなと思いました」とはにかみながらも自信をのぞかせる。さらに森は「キラキラしているように見える人もそれなりの悩みがあると思う。この作品は悩みを抱えている人に寄り添ってくれる映画だと思います」と作品に込めた思いを述べると、奥平も「楽しんでいるシーンも悩んでいるシーンも、まっすぐ丸太として生きました。それが伝われば嬉しいです」と力強く語っていた。
「君は放課後インソムニア」は6月23日から公開。
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