JO1白岩瑠姫、映画初主演!「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」実写化 ヒロインは久間田琳加
2023年3月13日 06:00

グローバルボーイズグループ「JO1」の白岩瑠姫が、ベストセラー恋愛小説を映画化する「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」で映画初出演にして初主演を飾ることがわかった。久間田琳加が、ヒロイン役で共に主演を務める。撮影は2023年1月~2月に行われ、既にクランクアップ。劇場公開は、9月1日を予定している。白岩と久間田のコメント映像が披露された。
原作は、多くのヒット小説を生み出してきた小説サイト「野いちご」で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した、汐見夏衛氏の同名小説(スターツ出版刊)。累計発行部数30万部を超え、丁寧に描かれた登場人物の心情と表現豊かな風景描写で「10代女子が選ぶ文芸小説No1」(出展:日販W+)にも選ばれた珠玉のラブストーリーだ。

マスクが手放せず、周囲の空気ばかり読んでしまう“優等生”の茜。自由奔放で絵を描くことを愛する、銀髪のクラスメイト・青磁。何もかもが自分とは正反対の青磁のことが苦手な茜だったが、彼が描く絵と、まっすぐな性格に惹かれ、茜の世界はカラフルに色づきはじめる。次第に距離を縮めていくふたりだったが、彼らは互いに誰にも打ち明けられない秘密を抱えていた。

白岩が演じる青磁は、クラスの人気者で、久間田演じるクラスメイトの茜に「嫌い」だと正面から告げるようなはっきりとした性格だが、謎めいた一面もある複雑な役柄。白岩は、自身のトレードマークでもあるハイトーンの髪と、透明感あふれる儚いビジュアルで、物語から飛び出してきたかのように作品の世界観をリアルに体現した。
「初めての映画の主演ということで、嬉しい気持ちと同時に不安もあった」という白岩は、「現場に入ってすぐの頃は、実は少し人見知りをしてしまった」と明かしながらも、「現場の雰囲気がすごく良く、酒井監督やスタッフの皆さんにも優しくフォローして頂いたおかげで、楽しく撮影に臨めました」と振り返る。青磁の芯の強さを溌剌と演じる一方で、“秘めた過去”を持つ彼の翳りを繊細に表現し、映画初主演とは思えない堂々たる演技を披露する。

久間田は、過去の“ある出来事”が原因で、優等生を演じている茜役に挑戦。本当の自分と周囲からのイメージのギャップに思い悩み、マスクをなかなか外せずにいる、コロナ禍を生きる現代の若者の姿とも重なる難役をエモーショナルに表現した。青磁との触れ合いによって心を開き、カラフルな世界の美しさに気付いていく表情の変化に注目だ。「non-no」専属モデルを務め、女優としても活躍の場を広げる久間田は、映画「おとななじみ」も5月12日に公開を控えている。
メガホンをとったのは、ドラマ「明日、私は誰かのカノジョ」や「美しい彼」など話題作を次々と手掛ける気鋭のクリエイター、酒井麻衣監督。脚本は、酒井監督と「明日、私は誰かのカノジョ」でタッグを組んだイ・ナウォンが共同執筆する。
白岩、久間田、酒井監督、原作者の汐見氏のコメント全文は以下の通り。
最初にオファーを頂いた時は、初めての映画の主演ということで、嬉しい気持ちと同時に不安もあって「感情」が忙しかったです。
今回、絵が得意な青磁というキャラクターを演じる上で、実際に絵を描くシーンにも挑戦したのですが、現場の雰囲気がすごく良く、酒井監督やスタッフの皆さんにも優しくフォローして頂いたおかげで、楽しく撮影に臨めました。
現場に入ってすぐの頃は、実は少し人見知りをしてしまったのですが、酒井監督から、主演を務める座長として、周りの皆とコミュニケーションを取って欲しいとのアドバイスを頂きました。
そこから茜役の久間田さんや共演者の皆さん、スタッフの皆さんに積極的に話しかけるようにして、良い関係を築くことができたと思います。
酒井監督には演技面ではもちろん、それ以外の部分でも支えて頂き、とても感謝しています。皆で一緒に作り上げた作品ですので、『夜きみ』を沢山の方に愛して欲しいなと思います。
私が演じる茜はマスクが手放せない女の子です。原作小説が書かれたのはコロナ禍の前ですが、マスク習慣が広まった今では、さらに色々な見方ができる作品だと思います。
今回共演した青磁役の白岩さんは、初めてお会いした時はクールな印象だったのですが、撮影に入るとお喋り好きなことが分かって、役作りでもとても助けられました。
酒井監督の作品はこれまでも拝見していたのですが、どの作品も画がとても綺麗で、いつかお会いしてみたいと思っていました。
今回演じた茜役はマスクをするシーンが多く、目線の演技が大切になるため、難しい役柄でもあったのですが、酒井監督にはたくさんアドバイスをいただき、助けていただきました。
この作品には、どの世代の方が観てもときめく要素が散りばめられています。私も演じていて心地いいと思う瞬間が何度もあったので、スクリーンを通して伝わったら嬉しいです。
「マスクの着用が個人の判断に委ねられる」時期がやってきました。自分にとってマスクは、いつしかお守りのようになっている部分があったので、戸惑っているというのが、本心です。
そんな時に出逢ったのが、コロナ前に書かれたこの物語でした。優等生であり学校ではマスクを手放せない茜と、自由奔放で画家を目指している青磁のお話。
この2人は、自分の気持ちを代弁してくれたような、晴れやかな気持ちにさせてくれました。ガラスのように割れやすくも 綺麗な青春の煌めき、将来への期待と恐怖、初めて知る恋心、全てが綺麗で、心が洗われました。
白岩さんの持つ儚い強さと、久間田さんの持つ優しい眼差しが、役を通し交わり、エモーショナルな瞬間を捉えられ、とても幸せでした。
スタッフ一同、真摯に純度の高い青春と向き合いました。皆様にお届けする日が待ち遠しいです。
この度『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の映画化が決定いたしました。
酒井監督の彩り豊かでありながら透き通る清澄感に満ちた世界観、白岩さんの全身から放たれる圧倒的な存在感と吸い込まれそうな瞳、久間田さんの内側から発光するような透明感と弾けるような笑顔を拝見して、僭越ながら『素晴らしい作品になるに違いない!』と確信しました。
このような機会を頂けたのは他でもなく、これまで本作を応援して下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございます! 一緒に公開を心待ちにして頂けましたら幸いです。
(C)2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会
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