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松山ケンイチ、「ロストケア」森山直太朗の主題歌に「ボキャブラリーが足りない」ほど感動

2023年3月7日 12:30

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42人を殺害した被告と法に実直な検事との対決を描く
42人を殺害した被告と法に実直な検事との対決を描く

作家・葉真中顕氏の、日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞したデビュー小説を映画化した「ロストケア」の特別試写会が3月6日、都内で行われ、歌手の森山直太朗が主題歌「さもありなん」を生歌唱した。

42人を殺害した被告と法に実直な検事との対決を描く物語。森山は編集前の数シーンの映像を見た上で、「起こってしまったことに対して他者が是非や優劣を問うことはたやすいが、その背景にある計り知れない物語や歴史を忘れてはいけない。許し、肯定の気持ちを持つことが重要。自分にとっての不治の病だった亡き人を思って作った」と書き下ろした崇高なバラードだ。

自宅にあるピアノを持ち込んでのパフォーマンス。客席では主演の松山ケンイチをはじめ長澤まさみ鈴鹿央士前田哲監督が聴き入った。演奏が終わり、松山はステージに上がって森山と目が合うと「ヤバいっすよ」とポツリ。「僕のボキャブラリーを合わせても足りないくらい感動した」と興奮気味に話した。

長澤も、「余韻があって、映画がまだ終わっていないよう。生で聴けて良かった。映画を作る仲間としてうれしく思う」と感激の面持ち。鈴鹿も、「一つ一つの言葉(歌詞)がゆっくり心にしみてきた」と真摯(しんし)に語った。

また、松山は今月5日が38歳の誕生日で、1年前は同作がクランクイン。サプライズでケーキが用意され、長澤からは花束のプレゼント。森山が音頭を取っての「ハッピー・バースデイ」で祝福され、「うれしいっすね。去年もそうですが、まだ家族からはおめでとうの連絡がない。今まで通りですが、健康で自分のペースを守って好きなことをやっていきたい」と自嘲(じちょう)を交え抱負を述べた。

そして、改めて映画の話題に戻り「僕も皆さんもいつかは死んでいくし、介護と向き合う時間も出てくると思う。人生の終わらせ方に向けては、天災と同じように準備が必要。それを家族や夫婦、友人らと共有していくことが大事」と強調。それでも、「ケーキ、皆で一口ずつ食べていってくださいね」とちゃめっけも見せ、会場を沸かせた。

ロストケア」は3月24日公開。

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