尾上松也、グローグーに夢中で「チューしたい」 阪口周平がマンドーを演じるポイントは“溜め息”
2023年2月28日 13:00
「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」のその後を描くドラマシリーズ「マンダロリアン」の新シーズン配信記念イベントが、2月28日に東京の恵比寿ザ・ガーデンルームで開催された。シーズン1から主人公・マンドーの声優を務める阪口周平と、「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンである俳優の尾上松也が登壇。フォースの力を持つ神秘の子ども“グローグー”を抱きしめて登場した尾上は、そのかわいらしさを熱弁した。
2019年に配信されたシーズン1、翌20年のシーズン2が世界中で旋風を巻き起こし、「完璧な『スター・ウォーズ』」と絶賛された「マンダロリアン」。ダース・ベイダーの死後も、帝国の残党が暗躍する混沌の銀河を舞台に、運命的な出会いを果たした孤高の賞金稼ぎ・マンドー(マンダロリアン/ディン・ジャリン/演:ペドロ・パスカル)と、グローグー(ザ・チャイルド)の旅路が描かれる。
幼少期に「日曜洋画劇場」で、家族で「スター・ウォーズ 新たなる希望」を見て以来、シリーズに魅了されたという尾上。本作の魅力について、「『スター・ウォーズ』ファンあるあるなんですが、これまでのドラマも映画も、それぞれの愛が深すぎて、新作が出ると『本当に大丈夫なの?』という不安を抱えつつ見るんです。本作に関しては、ある種のツッコミどころ、疑問に思うところが何ひとつなくて。ドラマそのものも素晴らしいですが、スカイウォーカー・サーガとのリンクも完璧でしたね。これが、ファンを唸らせるところですね」と声を弾ませる。
対する阪口も、「良い意味で、マンダロリアンは泥臭いというか。ジェダイの戦いみたいにスマートではなく、生々しいので、見ていてワクワクします。いま、完璧な『スター・ウォーズ』という話も出ましたが、マンドー自身が全く完璧ではないところが良いアクセントになっていて。マンドーとグローグーの成長の物語になっているのが、演じていて楽しいです」とアピールした。
続いて、「マンドーを演じるうえで、1番大切にしていること」を問われ、阪口は「シーズン1が決まったときに、演出家から言われたのは、常に乾いた、枯渇している状態で演じてくれということでした」と明かす。
阪口「シーズン2のあたり、グローグーと出会って、旅を重ねていくのが当たり前になった頃から、ちょっと様子が変わってきたと言いますか。マンドー自身のヘルメットをとった、さらに奥にあるものが見え隠れするようになってきた(※マンダロリアンは教義により、素顔を他人に見せることがない)。そこからは、『マンダロリアンとして生きていなかったら、こういう人だったんじゃないか』ということを常に想像するようにして、それをマスクで隠しているということを、演じる前提にするようにしていますね。その感情がたまに出てくるのが、溜め息。マンドーは、溜め息が非常に多くて、それがちゃんと感情を出せるセリフなんですよね。だから僕は溜め息が出てくると、『来たな、俺、マンドー演じてるな』と思っています」
本作の魅力のひとつが、グローグーの愛らしさ。世界中で人気が爆発し、品薄になっているグッズもあるという。尾上は、腕に抱いたグローグーを見ながら、「『この子は一体何なんだろう、ヨーダとのつながりは?』など、謎も深いんですが、そんなことを吹っ飛ばすかわいさ。やられましたね」と、グローグーにメロメロの様子。マンドーとの強い絆にも触れ、尾上は「とてもほほ笑ましいですし、マンドーがヘルメットをとってしまうのも分かりますね。僕だったらずっとヘルメットをとって、常にほっぺにチューしたいですもん」と、愛を爆発させる。さらに、「これだけ武骨で、あまり多くを語らないマンドーが、グローグーにはデレデレじゃないですか。ツンデレのはずが、シーズン2はほぼデレデレでしたからね。それを見ているだけでもちょっと泣きそうになる」と、しみじみと振り返っていた。
「マンダロリアン」シーズン3は、ディズニープラスで、3月1日から日米同時に配信開始。
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