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吉岡里帆&安田顕、望月諒子原作ドラマ「神の手」で初共演! 出版業界を舞台にした本格ミステリー

2023年2月25日 12:00

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テレビ東京「月曜プレミア8」枠で今春に放送
テレビ東京「月曜プレミア8」枠で今春に放送
(C)望月諒子/集英社・テレビ東京

吉岡里帆安田顕が、テレビ東京「月曜プレミア8」枠で今春に放送されるドラマ「神の手」で初共演を果たしていることがわかった。

原作は「大絵画展」「蟻の棲み家」で知られるミステリー作家・望月諒子氏の同名小説。2001年に刊行されたデビュー作であり、木部美智子シリーズの第1弾、そして森村誠一氏から絶賛されたことでも話題となった記念碑的作品だ。

今年、芸能生活10周年&30歳というアニバーサリーイヤーを迎えた吉岡はテレビ東京ドラマ初主演。元新聞記者だが、事件の裏側にある人間の本質を追求するためフリーになったジャーナリスト・木部美智子を演じる。初共演となる安田は、どこか闇を感じさせる「新文芸」編集長・三村幸造役に扮する。

すべての始まりは「新世紀文学賞」を受賞した大御所作家・本郷素子の小説「花の人」に持ち上がった盗作疑惑。その取材を依頼された美智子は当初は断るものの、真相を追っていた元同僚が謎の死を遂げる。一方、三村のもとにはかつて面倒を見ていた作家の卵によく似た怪しげな女性が現れる。単なるゴシップネタと思われた噂が、やがて出版業界を揺るがす一大事件へと発展していく。

演出は塚本連平、脚本は山本むつみが担当。「月曜プレミア8」枠にて、今春放送(午後8時~9時54分)。吉岡、安田、原作者の望月氏のコメントは以下の通り。

「神の手」を初めて読んだ時、やるせない気持ちと切なさで胸が痛くなりました。
文学界を舞台に描かれる今作で、私が演じる主人公は孤高な捜査を続けるフリージャーナリストとして奮闘しています。
文字に起こすことに取り憑かれた人の執念のような作品です。
今まであまり触れてこなかったジャンルでもあるので、私自身新鮮な気持ちと挑戦する気持ちを大切に良質な作品を目指して絶賛撮影中です。ぜひお楽しみに!
安田顕
読み応えのある脚本で、事件の顛末は一体どうなるのだろうと、惹き込まれながら読み進めました。
重要な役柄を与えていただき、ありがとうございます。
吉岡里帆さんはじめ、キャストの皆さま、撮影現場の皆さまにお会いできるのが楽しみです。
幅広い世代に楽しんでいただけるミステリー、サスペンスドラマです。ご期待ください。
【望月諒子】
このたびわたしのデビュー作をドラマにしていただくことになり、たいへん光栄です。記者木部美智子の本シリーズも六作になりますが、その第一作目であるこの作品は電子文庫でのスタートでした。それが 20 年余の時を経てテレビドラマになることに感慨深い思いがいたします。
「深淵を見つめるときは、深淵もまたこちらを見つめている」と、ニーチェの言葉を借りて解説に書いていただいたような「得体の知れない熱」を持つ作品は、いまでは到底書けないだろうと思います。この作品に光を当てて下さいました関係者皆様に深く感謝いたします。
最後になりましたが、豪華な役者の方々に小説世界を再現されますのを大変楽しみにしています。
どうぞみなさまに楽しんでいただけますように。

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