J・J・エイブラムスの「ジャスティス・リーグ・ダーク」がボツに
2023年2月21日 11:00

ヒットメーカーのJ・J・エイブラムスが米動画配信のHBO Max向けに準備していたテレビドラマ「ジャスティス・リーグ・ダーク」が、ボツになっていたことが明らかになった。
「ジャスティス・リーグ・ダーク」は、DCコミックスのダークキャラクターであるコンスタンティンやスワンプシングらで構成されたチームの活躍を描くシリーズとなる予定だった。エイブラムス率いるバッド・ロボットは、2019年にワーナーメディアと2億5000万ドルという巨額でオーバーオール契約を締結。以来、ワーナーメディア傘下のワーナー・ブラザースや動画配信サービス HBO Max向けに映画やテレビドラマの企画開発を行っていた。
だが、親会社ワーナーメディアがディスカバリーに売却されてから、状況が一変。エイブラムス監督が企画・制作総指揮を手がけるオリジナルドラマ「Demimonde(原題)」は巨額の制作コストを理由に却下され、「シャイニング」の舞台となるオーバールック・ホテルを舞台にしたドラマもボツ。そしてこのほど、「ジャスティス・リーグ・ダーク」もボツになっていることが明らかになった。
その一方、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーはエイブラムスがラトーヤ・モーガン(「ウォーキング・デッド」)とHBO Max向けに企画した「ダスター(原題)」にゴーサインを出した。72年のアメリカ南部を舞台に、犯罪組織の撲滅のために、黒人のFBI捜査官が白人ドライバーの力を借りるというストーリー。FBI捜査官にレイチェル・ヒルソン(「LOVE, ヴィクター」)、ドライバー役を「LOST」のジョシュ・ホロウェイが演じるという。
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