刑事ジョン・ルーサーが違法行為を連発、連続殺人犯を追う! イドリス・エルバ主演の人気シリーズを映画化、予告完成
2023年2月15日 16:00
イドリス・エルバ主演の人気ドラマシリーズを映画化する「刑事ジョン・ルーサー フォールン・サン」の予告編(http://youtu.be/UnNCaTXzb2k)がお披露目。英ロンドンを恐怖のどん底に陥れた連続殺人犯の逮捕に向け、型破りな刑事ジョン・ルーサー(エルバ)が、脱獄、逃亡、暴力など、違法行為を連発するさまが切り取られている。
主人公のルーサーは、鋭い洞察力と優れた捜査能力を持つロンドン警察署の敏腕刑事。警察を欺く不気味で凶悪な殺人事件を、犯人の精神状態や行動をプロファイルすることで、次々と解決する。しかし、犯人逮捕に燃えるあまり、強引な違法捜査を進めてきたルーサーは、あるとき犯人を誤って死なせてしまい、刑務所に収容される。
映画版は、そんなルーサーが、ある連続殺人事件の存在を耳にするところから動き出す。予告編には、その犯人が、かつて自分が捕らえ損ねた凶悪犯だと気付いたルーサーが、犯行を止めるために看守をなぎ倒し、脱獄する破天荒な姿が映し出される。同僚の刑事からは「身を隠さなければ戦術部隊に撃たれるわよ」と忠告を受けるも、ルーサーは「嫌な予感がする」と事件を危惧し、捜査を止めようとしない。
一方、アンディ・サーキス(「猿の惑星」シリーズ、「スター・ウォーズ」シリーズ)演じる連続殺人犯は、「ジョン、俺はお前の目をのぞいた。興味があった、知りたかった、俺の心を読み取ったかを。それこそがお前という男の所以だろ?」と挑発。逃亡を続けながら犯人を探すルーサー、それを追う警察、そんな両者をあざ笑う犯人との間で、互いの行動を先読みし合う熾烈な心理戦と、それを裏切る予測不能な展開が繰り広げられる。犯人逮捕のため、電車が走る地下鉄線路内や、人里離れた雪山などを奔走するルーサーの姿もあり、結末に期待が高まる。
ドラマシリーズ「刑事ジョン・ルーサー」は、2010年から5シーズンにわたり放送。プライムタイム・エミー賞で3度、作品賞(ミニシリーズ・テレビ映画)にノミネートされた。エルバも、第69回ゴールデングローブ賞の主演男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞しており、上質なミステリーに緊張感を加える彼の名演にも注目だ。
「刑事ジョン・ルーサー フォールン・サン」は、3月10日に配信開始される。なお、今後もNetflixではさまざまなミステリー作品を配信予定。アダム・サンドラーとジェニファー・アニストンが共演し、私立探偵に転身したお気楽な夫婦が、友人の誘拐事件に挑むコメディミステリー「マーダー・ミステリー2」(3月31日配信)、ジョン・ボイエガ、ジェイミー・フォックス、テヨナ・パリスが共演し、意外な組み合わせの3人が極悪非道な政府の陰謀に巻き込まれていく「ゼイ・クローン・タイローン 俺たちクローン?」(7月21日配信)、ベニチオ・デル・トロ、ジャスティン・ティンバーレイク、アリシア・シルバーストーン、フランシス・フィッシャーが顔をそろえ、不動産業者が惨殺された事件を捜査する敏腕刑事が、その過程で自身の人生に潜む虚構を暴くクライムミステリー「REPTILE(原題)」(23年配信)などが控えている。