そこにはユダヤ人たちの苦難の歴史があった 「屋根の上のバイオリン弾き物語」予告&ポスター
2023年2月15日 14:00

ミュージカル映画の金字塔「屋根の上のバイオリン弾き」の知られざるバックストーリーを追ったドキュメンタリー「屋根の上のバイオリン弾き物語」の予告編とポスターがお披露目。映画を作り上げた人々が、製作の裏側を語っている。
ヒットミュージカルとして世界的に広く知られている「屋根の上のバイオリン弾き」。日本でも故森繁久彌さんや市村正親の主演による公演が、長年にわたり多くのファンを魅了し、2021年に公演開始から50周年を迎えている。牛乳屋のテヴィエと、彼の娘たちの結婚をめぐる物語の背景には、ロシア革命前夜、ウクライナのユダヤ人一家の日常と苦難の歴史が垣間見える。本作では、映画「屋根の上のバイオリン弾き」の成立過程を丹念に追い、日本ではほぼ知られていない意外な事実が明らかになる。
予告編では、映画版を手がけたノーマン・ジュイソン監督(「夜の大捜査線」「ジーザス・クライスト・スーパースター」)が、ブロードウェイのヒットミュージカルの映画化を「大変な挑戦だ」と語る。映画は、家族の絆、愛、伝統、父と娘、別れなど、人間にとっての永遠のテーマを織り込み、涙なくしては見られない作品となった。さらに、編曲と音楽監修を担った、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ(「E.T.」「ジョーズ」)、主人公テヴィエ役のトポル、3人の娘を演じた女優陣が、当時の思い出を述懐。「暴力で故郷を追われた人々の歴史を描かねば」(ジュイソン監督)、「音楽家はバイオリンを愛する。人間の声に最も近い楽器だからだ。人生には“バイオリン弾き”が必要なのさ」(ウィリアムズ)と、熱い思いを明かしている。
ポスターには、「華やかなハリウッドとブロードウェイの光と影――」「そこにはユダヤ人たちの苦難の歴史があった」という言葉とともに、映画を作り上げた人々と、映画の劇中カットがちりばめられている。
監督は「ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー」のダニエル・レイム監督。「ホロコーストを生き延びた祖父母に勧められて、子どもの時に見たミュージカルが失われた故郷への扉を開いてくれた」と語っている。
「屋根の上のバイオリン弾き物語」は、3月31日から東京のヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺で公開。
(C)2022 Adama Films, LLC
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