「屋根の上のバイオリン弾き」知られざるバックストーリーとは? ドキュメンタリー映画が3月公開
2023年1月24日 12:00
ミュージカルの金字塔「屋根の上のバイオリン弾き」の知られざるバックストーリーを追ったドキュメンタリー映画「屋根の上のバイオリン弾き物語」が、3月31日から公開されることが決定。あわせて、場面写真もお披露目された。
ヒットミュージカルとして世界的に広く知られている「屋根の上のバイオリン弾き」。日本でも森繁久彌さんや市村正親の主演による公演が、長年に渡り多くのファンを引き付け、2021年に公演開始から50周年を迎えている。その物語の背景にはロシア革命前夜、ウクライナのユダヤ人一家の日常と苦難の歴史が垣間見える。
本作は「屋根の上のバイオリン弾き」の成立過程を丹念に追い、日本ではほぼ知られていない意外な事実が明らかになる。映画版の監督、ノーマン・ジュイソン自身がユーモアを交えて裏話を語り、主人公テヴィエ役のトポルも登場、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズも当時の思い出を語っている。
監督は「ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー」のダニエル・レイム。「ホロコーストを生き延びた祖父母に勧められて、子供の時に見たミュージカルが失われた故郷への扉を開いてくれた」と語っている。
「屋根の上のバイオリン弾き物語」は、3月31日からヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺にて公開。