上戸彩、相葉雅紀主演ドラマ「ひとりぼっち 人と人をつなぐ愛の物語」に出演 坂本冬美&一路真輝も参加
2023年2月7日 07:00
本作のプロデューサーを務めるのは、人気シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」をはじめ数々の名作ドラマを世に送り出してきた石井ふく子。18年に放送したドラマ特別企画「あにいもうと」、20年の新春ドラマ特別企画「あしたの家族」など、いまもなお精力的に作品を生み出しており、今作は最も親交の深い脚本家であった故・橋田壽賀子さんに捧げる“愛の物語”となっている。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」、NHK大河ドラマ「八重の桜」、金曜ドラマ「コウノドリ」(第1シリーズ)などを手がけ、第28回橋田賞を受賞した山本むつみが脚本を担当する。
相葉は、建築士の資格を持ちながらも、水道メーター検針員として働く青年・杉信也を演じる。15歳で両親も家も失い、その数年後には大好きだった姉までもが病気で急死したことで、「自分はひとりぼっち」と心を閉ざして生きているという役どころだ。
石井プロデュースの作品に数多く出演している上戸は、物語の舞台となるおにぎり専門店「たちばな」の常連客で、心を閉ざした信也に立ち直るきっかけを与える内田千秋を演じる。信也が検針を担当するエリアに住む臨月の妊婦だが、夫は単身赴任中で、初めての出産をひとりで迎えることに不安を感じている。信也と、おおらかで人懐っこい千秋の出会いを境に、物語は大きく動き出す。
石井演出の舞台に出演し、石井プロデュースのドラマへの出演は初となる坂本は、信也と運命の出会いを果たす「たちばな」の店主・立花香役。明るく、お節介なくらい面倒見が良く、その人柄に惹かれる常連客も多い。ひょんなことから「たちばな」を訪れた信也は、亡き姉に瓜ふたつの容姿である香に驚く。坂本は本作で、相葉と初共演を果たした。さらに、石井作品には欠かせない一路は、香とともにおにぎりを握る「たちばな」唯一の従業員・藤森聡美に扮する。優しく落ち着いた性格で、香とは良いコンビだが、ある日、聡美の身にあることが起こる。
「たちばな」のおにぎりは、東京・大塚にあるおにぎり専門店の老舗「ぼんご」が監修している。全国各地から人々が集まり、行列の絶えない人気店として数多くのメディアに取り上げられている「ぼんご」。その2代目店主を務める右近由美子が、坂本や一路に直接おにぎり指導を行っており、ふたりの手捌きに注目だ。
「ひとりぼっち 人と人をつなぐ愛の物語」は、TBSで今春放送。新キャストのコメントは、以下の通り。
石井ふく子先生とまた作品をご一緒できる機会をいただけてとてもうれしかったです。石井ふく子組はいつも本当に温かい空気が流れる現場で、今回も変わらない空気感に懐かしさを感じていました。昔からお世話になっている俳優さんや顔馴染みのスタッフの方々に久々にお会いできたことも大変うれしくて。コロナ禍になってからは会うことも難しい時期がありましたので、今回の現場は同窓会のような懐かしさも感じつつ、楽しみながら撮影に臨ませていただきました。
橋田先生とは若い頃からお仕事させていただいておりましたが、いつお会いしても、こんな私にでさえ深々と頭を下げてご挨拶をしてくださり、常に笑顔で優しくお話ししてくださるお方でした。今回の作品では、石井ふく子先生を先頭に、皆さんが橋田壽賀子さんへの思いを胸に秘めて撮影に臨んでいたと思います。人の温かみをとても感じる今回の作品。その温かみが見てくださる方の心に届くことを心から願っております。ぜひ多くの方にご覧いただけましたらうれしいです。
今回、石井ふく子先生からドラマのお話をいただき、うれしい気持ちと、私に演じることが出来るのか不安でいっぱいでしたが、石井先生が橋田壽賀子先生への思いを込めて、脚本から手がけられた作品ですので、お声をかけていただき大変光栄に思っております。私が演じさせていただいたおにぎり専門店「たちばな」の店主・立花香として、お客さまに心を込めておにぎりを握らせていただきました。橋田壽賀子先生を偲ぶ作品に出演させていただいたことに心より感謝しております。そんな感謝の思いを込めて精一杯演じさせていただきました。
最近、希薄になっている人と人とを結ぶ絆の大切さを思い出させてくれる、心がほんわか温かくなる作品です。生きていく上で誰もが悩みや心に傷を抱えていると思いますが、そんな心に温かく問いかけ、寄り添ってくれる作品です。是非ご家族でご覧いただきたいです。
石井ふく子先生プロデュース、橋田壽賀子先生追悼ドラマに出演させていただけることに心からの感謝を申し上げます。お二方の作られたドラマ、そして舞台を何度か経験させていただきましたが、いつの時代の作品でも必ず揺るぎないテーマがあります。それは「人が人を思いやる」ということです。台詞の全てにその思いが溢れていて、その台本を体現出来ることを幸せに思ってやってまいりました。今回の作品も本当に温かくて、石井先生の橋田先生への思いが沢山詰まっていました。
坂本さんが握られるおにぎりが見どころです。とても鮮やかな手捌きです。おにぎりの具も本当に美味しそうで、収録中は毎食おにぎりを頂きたくなる思いでした。きっとこのドラマをご覧になれば、おにぎりを食べたくなって、しばらく会っていない人に連絡をしたくなるのではないでしょうか? こころの中がポカポカするような本当に素敵なドラマです。コロナ禍もあり、人と人との関係が希薄になりがちなこの時代にこそ、1人でも多くの方に見ていただきたいです。
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