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ハリソン・フォード、キー・ホイ・クァンのオスカーノミネートを祝福「今も昔もいい役者」

2023年2月1日 19:00

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再会を果たした2人
再会を果たした2人
Photo by Steve Granitz/FilmMagic/Getty Images 写真:AP/アフロ

大人気シリーズ最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」の公開を控えるハリソン・フォードが、かつての共演者であるキー・ホイ・クァンアカデミー賞ノミネートを祝福した。米バラエティが伝えている。

本年度の映画賞を総なめにしている「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で、すでにゴールデングローブ賞(コメディ・ミュージカル部門)およびクリティックス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)の助演男優賞を受賞しているホイ・クァンだが、第95回アカデミー賞で助演男優賞にノミネートされ、ついに念願の初オスカーノミネーションを獲得。

1984年、スティーブン・スピルバーグ監督の大ヒットシリーズ第2作「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のオーディションに合格し、12歳にして華々しい映画デビューを飾ったホイ・クァン。タイトルロールで主演を務めたフォードは、共演当時はまだあどけなかった少年がアカデミー賞にノミネートされたという朗報を受け、「本当に嬉しいよ。最高にいいやつだし、素晴らしい俳優だからね。まだガキの頃からすでに名優だったけど、それは現在も変わらない。本当に嬉しいな。おめでとう!」と、米エンターテインメント・トゥナイトの取材で喜びを爆発させた。

フォードはアカデミー賞ノミネート作品の発表前にも、米エンタメサイトUproxxのインタビューで「『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』での彼の演技は、ノミネートされてしかるべき素晴らしいものだった。立派に成長して、再び俳優として活躍する姿が見られて、すごく嬉しかったよ」と手放しで絶賛していた。

昨年9月に米アナハイム・コンベンション・センターで開催された「D23 EXPO」で、奇しくも「インディ・ジョーンズ」シリーズ第5弾「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のプロモーションのため参加していたフォードと、ディズニープラスのマーベルドラマ「ロキ」のキャストとして参加していたホイ・クァンは再会を果たしている。その後、仲むつまじい様子のツーショット写真が大きな話題を呼んだ。

その際、米ニューヨーク・タイムズ紙に久々の再会を果たした心境を尋ねられたホイ・クァンは、「なにせ38年ぶりだからね。バックステージから出たら、すぐそこにハリソンが居て、近づくにつれ心臓がバクバク。僕だってわかるかな? 最後に会った時はまだ子どもだったし…、なんてドキドキしながら近寄っていったら、振り返りざまに指を差された。ハリソン・フォード独特の、あのちょっと不機嫌そうで何とも言えない表情でね。ヤバい! 厄介なファンか何かだと思って、あっち行けって言われちゃう…って、僕は大パニックさ。ところが彼は、『ショート・ラウンドじゃないか?』って。一瞬で1984年に引き戻されて、思わず『そうだよ、インディ』って答えたら、『ほら、おいで』って思いきりハグしてくれたんだ」と感極まった様子で語っていた。

なお、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は、第95回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演女優賞(ミシェル・ヨー)の主要部門を含む最多10部門11ノミネートを獲得している。

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