リブート版「ゴシップガール」シーズン2でキャンセル

2023年1月29日 16:00

HBO Maxのリブート版「ゴシップガール」が、現在配信中のシーズン2で終了することがわかった。シリーズのフィナーレとなるシーズン2の最終話が、1月26日に配信された。

ブレイク・ライブリーが主演したオリジナル版「ゴシップガール」は、作家セシリー・フォン・ジーゲザーの同名ヤングアダルト小説が原作。ニューヨーク・マンハッタンの高級住宅街アッパー・イースト・サイドを舞台に、ゴシップサイト「ゴシップガール」に翻ろうされる名門私立高校のティーンセレブたちを描いた青春ドラマで、2007～12年にCWネットワークで放送され、若い女性を中心に世界で一大センセーションを巻き起こした。

21年7月にHBO Maxで配信スタートしたリブート版は、前作の脚本家で制作総指揮のジョシュア・サフラン、ジョシュ・シュワルツ、ステファニー・サベージが再結集。ホイットニー・ピーク、エミリー・アリン・リンド、ジョーダン・アレクサンダー、エバン・モックらが共演し、前作から8年後、SNSをめぐる状況やニューヨークの街が大きく変わったなかで、名門私立学校に通う新たなキャラクターたちのドラマを描いた。

米Deadlineによれば、コスト削減を図るHBO Maxは半年前から作品選別を行ってきたが、「ゴシップガール」のキャンセルはコストの問題ではなく、同じくリブート版である「プリティ・リトル・ライアーズ ORIGINAL SIN」のような大ヒット作に成長しなかったことが要因だという。サフランら制作チームは現在、ほかのネットワーク及び配信会社で「ゴシップガール」継続を試みているようだが、新たに獲得する会社が出てくるかは不明だ。