「すずめの戸締まり」第4弾入場特典は人気爆発中・芹澤朋也の小説! ファンからの好評受け、新海誠が書き下ろし
2023年1月19日 18:00
新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」の入場者プレゼント第4弾が、新海監督が新たに書き下ろしたスピンオフ掌編小説「小説 すずめの戸締まり~芹澤のものがたり~」に決定した。小説は、映画公開後に人気が爆発した、災いをもたらす扉を閉める“閉じ師”の青年・宗像草太の友人・芹澤朋也にフォーカス。1月28日から、全国合計50万人限定で配布される。
新海監督の約3年ぶりとなる新作「すずめの戸締まり」は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・岩戸鈴芽の解放と成長を描く冒険物語。原菜乃華がすずめ、「SixTONES」の松村北斗が草太の声を務める。そのほか声優キャストとして、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、花澤香菜、神木隆之介、松本白鸚が参加した。11月11日に全国420館(IMAX41館含む)で公開されると、1月17日までの68日間で観客動員943万人、興行収入125億円を突破。新海作品No.1のロケットスタートから、3週連続で週末動員ランキング第1位を獲得し、世界199の国と地域での配給も決定している。
入場者プレゼント第1弾「新海誠本」、第2弾「新海誠本2」、第3弾「小説 すずめの戸締まり~環さんのものがたり~」は、「劇場パンフレット同様のコンテンツで読み応えがある」「映画の内容をさらに深く理解できた」など反響を呼んだ。続く第4弾「小説 すずめの戸締まり~芹澤のものがたり~」は、草太の友人・芹澤(CV:神木)にスポットを当てる。チャラついた見た目で、口ぶりや振る舞いも乱暴だが、実はとても友だち思いの芹澤。連絡がとれなくなった草太を探しに行った先で偶然すずめと出会い、ひょんなことから、愛車の赤いスポーツカーで、彼女を東北まで連れていく。道中に車内で流す懐メロや気配りが感じられる仕草が話題となり、見た目と性格のギャップで、“沼”にハマる人が続出した。
詳しいプロフィールが全く明らかになっていない芹澤について、「もっと知りたすぎる!」といったファンの声を受け、新海監督が掌編小説を書き下ろし。新海監督は「映画公開後に多くの方から『芹澤のことをもっと知りたい』という感想をいただけたのは、予想外の喜びでした」と振り返る。「ヒーローではない芹澤は、観客に近しい立場のごく普通の大学生です。しかし彼の大学生活にもまた、現実の我々と同様に様々な困難や悩みがあったはずです。その彼の日々を、草太との出会いを中心に短編小説として書きました。皆さんからの声に背中を押される形でこのような機会を得たことを、とても嬉しく思います」と、コメントを寄せた。芹澤の人生、草太との関係などが明かされ、彼のさまざまな魅力が詰まった1冊に期待が高まる。
「小説 すずめの戸締まり~芹澤のものがたり~」は、1月28日から、鑑賞者ひとりにつき1冊、プレゼントされる。
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・すずめは、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。草太は、向こう側から災いが訪れるという扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として、旅を続けているという。
すると、ふたりの前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。「すずめ すき」「おまえは じゃま」――ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太は、椅子に姿を変えられてしまう。それは、すずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。逃げるダイジンを捕まえようと、3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめは慌てて追いかける。
やがて、日本各地で次々に扉が開き始める。不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、日本列島を巻き込んでいくすずめの“戸締まりの旅”。旅先での出会いに助けられ、辿りついた場所で彼女を待っていたのは、忘れられてしまったある真実だった。
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