全世界待望の「グラディエーター」続編、主演にポール・メスカル
2023年1月12日 13:00

名匠リドリー・スコット監督による傑作歴史スペクタクル「グラディエーター」(2000)の続編に、主演最新作「Aftersun(原題)」で賞レースを賑わせている注目のアイルランド俳優ポール・メスカルが主演交渉中であることが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
「グラディエーター」は、古代ローマを舞台に復しゅうに燃える剣闘士の壮絶な闘いを描き、世界的な大ヒットを記録したのに加えて、第73回アカデミー賞では作品賞を含む主要5部門を制し、主演男優賞に輝いたラッセル・クロウを一躍スターダムへと押し上げた。
かねて続編製作を熱望していたスコット監督は21年10月、英エンパイア誌の取材で続編の脚本を執筆中と明かしていたが、Deadlineが関係者から入手した話によれば、昨年11月に脚本の第1稿が完成。スコット監督自ら主演候補の俳優たちと1対1の面談を始めていたとのことで、何人もの候補者と面談を重ねた結果、メスカルに白羽の矢が立ったようだ。
続編では、ルシラ(コニー・ニールセン)の息子で、ホアキン・フェニックスが演じた王子コモドゥスの甥にあたるリキウス・ウェルスを主人公に、前作から幾年もの歳月が過ぎ、立派な大人へと成長したリキウス(メスカル)による新たな冒険と葛藤が描かれる模様で、「ゲティ家の身代金」でスコット監督とタッグを組んだデビッド・スカルパが脚本を執筆。スコット監督がメガホンをとるほか、前作で衣装と美術をそれぞれ担当したジャンティ・イェーツとアーサー・マックスが続投する。
Huluのリミテッドシリーズ「ふつうの人々」でブレイクしたメスカルは、ベネチア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した女優マギー・ギレンホールの長編監督デビュー作「ロスト・ドーター」(21)やアイルランドの漁村を舞台にした心理ドラマ「God’s Creatures(原題)」(22)など、インディペンデント系の秀作に相次いで主演。娘の視点から複雑な父娘の関係を描く「Aftersun(原題)」(22)での演技で批評家の絶賛を浴びているメスカルは次に、「LION ライオン 25年目のただいま」のガース・デイビス監督、シアーシャ・ローナン共演のSFスリラー「Foe(原題)」が控えている。
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